競輪初心者にも9車立てを楽しんで欲しい

　先週は札幌で競馬ファンと共にミッドナイト競輪を楽しむというイベントが行われ、ゲストとして参加して来た。競輪初心者の方が多かったようだが、レース中は大いに盛り上がって楽しい会であった。

　我々昭和のオールドファンにとって競輪は9車で走るものであって7車立てはどうしても趣きに欠けるのだが、馴染み易いミッドナイトは初心者の入り口として十分ありだなと感じさせてくれた。もちろんそこからグレードレースの9車立てに移行して、「本来の競輪」を楽しんで欲しいというのが本音ではあるが…。

　さて真夏の祭典オールスター、番組的にも面白くて6日間の長丁場を飽きる事なく楽しめた。ただ決勝を当ててこそ本当の意味で楽しめたと言えるだろう、気合を入れて予想したい。

各ラインの先頭選手の思惑を想像する

　当然注目は4車揃った北日本ラインとなるが、各ラインの先頭を走る選手の思いを推測してみよう。近畿勢窓場は初のGI決勝、新山の隙をついて主導権を握りたいところだろう。

　地元勢松井は後ろの郡司がグランプリを決めているだけに、渾身の1発捲り狙いと見る。横の競走も出来る単騎の眞杉は北日本分断も頭にあるだろうが、他ラインが強力な捲りを持っているだけに簡単には行かない。

　そして新山、後ろが信頼できる先輩たちだけに平常心でいつも通りの競走を心掛けるだけだ。もっともリラックスできるのは彼かも知れない。

　そこで印は◎佐藤慎太郎○新山✕眞杉△古性△守澤とした。よもや令和の時代に、愛する佐藤慎太郎に本命を打てる時が来るとは感無量である。

　もちろん心情だけでは無い、本命の根拠は上に書いた通りだ。北日本4車が綺麗に出切る展開が想像される。

　車券は3=9→1245が大本線、穴でもつれた時の39→25→全を遊ぶ。

　どうにもGI開催時は海外出張が多く、今回も1歳馬セリのためにフランス・ドーヴィルに滞在中である。距離は遠く離れていても心は熱い！ 慎太郎を全力応援する！

最終の買い目(3連単)

勝負　　③=⑨→①②④⑤
押さえ　③⑨→②⑤→全