別府記念は守澤太志が優勝をもぎ取った。しかも目標不在の中、まくりで2連覇だよ！ SS班の底力を見たし、「来年またSS班へ戻ってくるぞ！」のメッセージに思えたよ。また、グランプリ前なのに松浦悠士が別府記念を走ってくれた。結果は落車になったが、ファンを思う松浦には頭が下がるし、ケガは軽症だと聞き、ホッとしたよ。

勢いある守澤、地元地区は町田と上手く連係したい

　ひろしまピースカップだが、別府記念を連覇したことで勢いを取り戻した守澤太志がシリーズリーダーになるね。相手は新田祐大と松井宏佑に浅井康太、稲川翔らをピックアップしたい。

　迎え撃つ地元地区は町田太我が先頭に立ち奮闘してくるだろう。ここに河端朋之や大川龍二が上手く連係できれば上位陣に食い込むことが可能になるのでは。それと原田研太朗が上昇気配だ。一撃の破壊力は魅力的で、単騎戦なら別線の番手を絡めて狙えるベ！

絶賛売り出し中の堀江に注目したい、追加参戦で東日本勢に追い風も

　そして長野の堀江省吾だが、逃げて結果を残せる選手に成長してきた。関東勢には頼もしい味方になってきたよね。堀江を目標にできる追い込み陣は勝ち上がる可能性が高いし、ラインで決まる可能性があり、本命党にはありがたい。

　また、木村皆斗と野口裕史が追加参戦してきたが、これは東日本勢には追い風になるぞ。地元で気を吐く大屋健司が得点以上に縦脚があり、面白い存在になるベ。

初日オレが狙いたいのは9R！ 佐々木の前受けで磯島が叩き合い回避なら

　妄想先取り推奨レースは9Rにする！ 並びは⑧小嶋敬二-①山内卓也の中部コンビ、関東は③佐々木悠葵-⑤宿口陽一、⑦渡口勝成-②大屋健司-④戸田洋平の中国ライン、東北コンビは⑥磯島康祐-⑨保科千春で細切れ戦になる。

　前受けは小嶋が取り中団に佐々木が構える。この後に渡口ラインになると、後方から磯島が押さえ主導権を狙えば、渡口がその上を叩きにいき、両者でもがき合いになる。位置取りが上手い佐々木が宿口を連れての“まくり決着”の様相が大で人気に応えるってことだね。

　本線は宿口の流れ込み③-⑤、佐々木が早めにスパートして宿口が差す⑤-③も。渡口に乗る大屋への③-②までで決まる公算が大きいベ！ 堅いだろうし妄想はお休みしたいけど····！ そうも言ってられねえから、思いつく展開を捻ってみるが！

　要は「佐々木の前受け」ならってこと。すると磯島が切るしかねえ。磯島が渡口との叩き合いを避けてしまう展開だね。こうなると逃げる渡口に大屋が抜け出す②-⑦、戸田の流れ込みで②-④も見えてくるし、力で関東両者へ②-③⑤って感じもあるかな。地元3割増しの車券だし、あまり妙味はねえかも！