2023/07/06 (木) 08:00 6
このところ、うだるような蒸し暑さはこたえるねえ…! クーラーをつけるにしても電気代が気がかりになる。されど「熱中症になるよりいいか!」と言い聞かせながらスイッチオンってわけ。もちろん水分補給だって必須! オレの場合は毎晩大人の水分補給を怠る事がねえから心配無用だが。朝の健康法「水をコップ一杯飲む」も30余年実践してるしね。
さて、小松島記念! 主力どころは高次元で安定感ある郡司浩平、徹底先行を売りにする新山響平、自在に立ち回る松浦悠士のSS班たち。ここに地元・犬伏湧也を先頭にまとめ役のオグリュウ、太田竜馬、島川将貴らで立ち向かう布陣になるか…!? 主力を脅かす存在は差し脚の鋭い東口善朋がライン違いで高配当をもたらしたそうでオススメだ。若手では伊藤颯馬の名前を挙げておきたいね。
妄想車券ファンにとって後期の初っ端は『A級上がりを狙う』ってことを忘れちゃいけない。
その筆頭は山梨の119期・中島詩音だろう。先行力はS級でも十分に通用すると認識している。しかもまくっても好タイムを叩き出すときている。これからS級で揉まれ一皮剥ければ本格化するのでは! このシリーズ4日間追ってみたいね!
続いてもう一人。自力自在戦を駆使する福岡の107期・渡邉豪大も波乱を演出してくれる存在になるかも!? この男は見逃せねえ。そして大阪の115期・谷和也の逃げも良い! ここも注目するひとりだべ。
それとA級上がりではねえが、岐阜の99期・横関裕樹が面白い。今年の上昇気配は言うまでもなく“一発の魅力”を秘めている。ワクワクするのはオレだけじゃねえだろ! 今節楽しみな選手のひとりだよ。ともあれ! 小松島記念に限った話じゃねえ! 後期の初っ端はA級上がりが大注目なんだよ…! テヘヘ!(^^)!
初日5Rはメンバーを見てワクワクする選手たちの登場だ。先ずは並びの整理から。東北勢は①坂本貴史-⑦大槻寛徳、中部の②横関裕樹-⑨山内卓也、四国ラインは⑤林昌幸-③川口雄太-⑧野本翔太、福岡コンビで④渡邉豪大-⑥那須久幸となっている(⇐①⑦・②⑨・⑤③⑧・④⑥)。
細切れ戦で逃げるのは林と見るのが妥当。「競輪は番手だ」発動で地元の川口が人気になってくるか? 四国両者の③⑤って事になるのかね!
展開を推理すれば初手は坂本か横関って事になり、①⑦・②⑨・⑤③⑧・④⑥だ。これなら渡邉が切って林を呼び込み主導権になる。もちろん渡邉は飛びつき含みの攻めだ。林が早い逃げなら中団確保、遅ければ飛びつきの両面作戦に打って出よう! これなら渡邉を軸に④=③⑤-全で手堅く狙う。
ただし、上昇気配の横関のまくり強襲も十分だし、坂本に乗る大槻の突っ込みも怖いし②③④⑦はボックスで押さえるとするべ。果たしてこれが高配当になるのかは疑問になるが『期の初っ端はA級上がりを狙い撃ち』の法則に当てはめ、妄想〆と行こうじゃねえか!
吉井秀仁
Yoshii Hidehito
千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。