無傷の4連勝で勝ち上がってきた脇本は買いか消しか

　今開催はとにかく落車が多かった。自分のようなオールドファンにとってGIは6日間開催、宮杯ならではの東西対抗というのは嬉しいが、5回走りというのはいかがなものかと思う。限界ギリギリで闘う疲れの蓄積も落車の一因ではないだろうか？ 落車は選手も痛いが、同時に我々の車券も瞬時に0になる。来年以降の勝ち上がり形態に一考をお願いしたい。

　ダービーの決勝予想は惜しかった、最後の最後に山口拳矢の強襲で夢破れた。あるあるなのだが、展開予想はほぼ完璧に当たっていた。今回もしっかりと展開を読み切りたい。

　脇本が乗って来た時のGI決勝は彼が要るのか？ 要らないのか？ この2択に尽きる。

　ダービーの時は要らないと判断した訳だが、今回は

　①上手く勝ち上がり唯一のライン3車
　②他ラインに2段駆けがあまり見込めない

　③天候が崩れない

　以上の理由によりワッキーは「要る」と判断するのが妥当である。

　そうなれば落車の影響を感じさせず準決勝で1番強い競走をした古性が千切れる事は考えづらい。1=7の車券が常識だろう。ただ3着は絞れないし、1=7では読者に怒られてしまう。そして矢作の競輪愛予想らしくない。1=7で決まったらゴメンナサイと言っておく。

　ここはあえて落車から奇跡的に勝ち上がって来た古性を本命に据える。ワッキーがある程度まで捲って、直線古性が伸び切るという読みだ。そして2、3着には各ラインの番手選手を置きたい。

　◎古性○佐藤▲山田△郡司×脇本の印、○以下はワッキー以外デキの良さで順位をつけた。車券は7→234→全で儲けよう。他に慎太郎の戴冠に夢を懸けるのもいつも通りである。とにかく落車の無いクリーンな競走を望んでいる。

最終結論と買い目

◎⑦古性優作
〇③佐藤慎太郎
▲④山田庸平
△②郡司浩平
✕①脇本雄太

3連単 ⑦→②③④→全