アプリ限定 2023/01/19 (木) 18:01 49
女神が舞い降りた!? 2023年第一弾の「中川誠一郎コラム」は豪華絢爛!! “神スイング”でおなじみのタレント、稲村亜美さんをゲストに迎えて新春大放談を行った。かねてから親交が深かったという二人だけに終始リラックスした雰囲気で話が盛り上がった。【構成=塩次洋太(九州スポーツ)】
1月某日の昼下がり、待ち合わせ場所の渋谷スクランブルスクエア内にある netkeirin 編集部にやや遅れて姿を現した中川誠一郎。何やら汗をかき、明らかに慌てていた。
ーーバタバタしていますね。どうしましたか。
渋谷に早く到着したので荷物をコインロッカーに預けて買い物をしていました。そうしたらロッカーの場所がわからなくなってしまい、あちこち探して遅れました。都会の喧騒にさっそくオノボリさん状態でした、すいません。
ーーそうだったのですね。稲村さんが到着される前に、資料用の写真を撮影しましょう。
今回は亜美ちゃんとの対談なので、いつもよりいい装いで来ました。
大都会を背景に、プロのカメラマンによる本格的な撮影にノリノリの中川。編集部が提案した大胆不敵なポーズにも身を乗り出して応じた。
ーー以前、中野浩一さんにおいでいただいた際に同じ場所で撮影をしたんです。そこで、中川選手にも同じポーズをお願いしたいのです。
えっ、中野さんと同じポーズですか?
ーーはい、リスペクトって意味で。せっかくプロのカメラマンもいるので。
これ、ぜんぜんリスペクトしていないでしょ(笑)。しかも、メガネまで用意して…。これ、絶対に怒られるやつですよ。時計の写真なんかこれ見よがしじゃないですか。
キメ顔でポーズを取っていると、そこへ稲村亜美さんが到着。中川は気まずそうに照れ笑いを浮かべながら、そのまま対談へと移った。
稲村亜美(以下、亜美) あ! 先輩、何やっているんですかー。
中川誠一郎(以下、誠一郎) 亜美ちゃんに会うの、酒が入っていないと何か恥ずかしいなぁ。変に緊張する。
亜美 今、何の撮影をしていたんですか?
誠一郎 中野(浩一)さんへのオマージュって説明をされたけど、何か違う気がする…。
亜美 あーレジェンドですね。こないだ名球会のイベントがあって沖縄でお会いしました。レジェンド、もう67歳なんですって。「浩一さん、いくつになったんですか?」って聞いたら「年齢聞くなよ〜」って言いながら教えてくれました。かわいかったです。
ーー中川選手は中野さんにいつも叱咤激励されています。
亜美 そうなんですか!
誠一郎 競輪場とかで会うと寄ってくるんですよ、中野さんが。
亜美 すごく好かれているじゃないですか。
誠一郎 去年のグランプリのときも平塚にいて。会った瞬間に寄って来ました。「最近、元気ないな。オレが説教を言えるぐらい頑張れ」って言われた。
亜美 レジェンドめっちゃ優しいじゃないですか。
誠一郎 や、優しい…んー、どうだろうなあ(苦笑)。
ーー稲村さん、改めましてよろしくお願いします。よく、この手の危ないコラムに出演OKしてくださいましたね。
亜美 もう全然大丈夫です! 先輩と話すならいつでも。だって、前から仲がいいですから。
ーーさっきから気になったのですが、中川選手は“先輩”と呼ばれているのですか。
誠一郎 そうなんですよ、これでもセンパイです。
ーーお二人はどういったご縁で知り合ったのですか。
誠一郎 関東であった大きいレースのあとかな、どっかのバーで会ったんです。いつぐらいだったかな?
亜美 4年ぐらい前ですね。たしか、先輩が深夜に現れたんですよ。
誠一郎 その前に別のところでワッキー(脇本雄太)と飲んでいて。松川(高大)から連絡をもらってお店に行ったら亜美ちゃんがいたんだ。
亜美 帰ろうとしていたら、ギリギリのところで先輩とワッキーさんが来たんです。当時、競輪が全然わからなかったから、ワッキーさんが誰なのかも知らなかった。でも、誠一郎さんとちょっとしゃべったら“めっちゃいい人”って感じで。
ーー思いのほか盛り上がったのですね。
亜美 “めっちゃ好き”になったから、また今度、飲みましょうって流れになって。こんな雰囲気のいい人、なかなかいないじゃないですか。
誠一郎 あのときは30分ぐらいしか飲めなかったけど、すごく楽しい酒だったよ。
亜美 お酒の場で競輪選手に初めて会ったのでよくわかりませんでしたけど、先輩は『いい人枠』で純粋にお友達になりたいって思ったんです。
ーー他の競輪選手との交流はあるのですか?
亜美 ガールズの選手が多いですね。初めて会ったのが(石井)寛子さん。その後に山原(さくら)さんとか。
誠一郎 あ、あぁ…。
亜美 今、もっとも仲が良いのが岩崎ゆみこちゃん。同級生なんですよ。多いときは毎週のように会っています。ガールズ選手のみなさんってサッパリしていて気持ちいいですよね。
誠一郎 ガールズケイリンって、亜美ちゃんからはどう見える?
亜美 もう大尊敬ですね。競輪は危険と隣り合わせじゃないですか? それで走りきっているのがすごいです。ゆみこちゃんに会うとき、いつも「おかえり、今回も無事でよかった」ってなりますね。戦う現場がハードすぎて、ほんとかっこいいなって思います。
ーー昨年のガールズグランプリでも落車がありました。
亜美 ほんとやめてって思いました。男性はまだ100歩譲ってまだ大丈夫なんですけど、女性の落車はやっぱり…。あと、ミッドナイト競輪はわかりやすくなったんですよね。ガールズも多く走っているから面白いよって、ゆみこちゃんから知識をもらいました。
ーーお詳しいですね。新しいファンの方が買いやすくするために、強い人から順番に番車を並べていくんです。1、2、3から買いやすいって。ミッドナイト競輪は買われたことはありますか?
亜美 まだないですね。でも周りに結構やってる方もいて。なじみのごはん屋さんの店員さんなんですけど。すごい競輪好きで。ゆみこちゃん連れて行くと「ゆみこー!」 ってなるぐらい大歓迎してくれたり(笑)。浸透しているなって感じました。
ーー競輪場には今までどれぐらい行かれていますか?
亜美 仕事では取手、川崎、立川、京王閣、西武園、名古屋、佐世保、小倉に行きました。プライベートでは宇都宮と川崎も。そこまで多くは回れていません。
ーー競輪場は全国に43場ありますので、一個一個行くのもいいですね。
亜美 そうですね。興味もあるし上から行きますか(笑)。函館とかも楽しそうなので行ってみたいですね。
ーー競輪を見てどのようなイメージを抱いていますか。
亜美 バンクとお客さんとの距離が近いじゃないですか。生で見るのが何より楽しいですね。あとはスピード感が伝わってくるところが好きです。あれって最高で何km/hぐらいで走っているんですか?
誠一郎 70km/hぐらいかな。
亜美 法定速度より速いんだ! あと、先頭を走る誘導員の人ってどういう気持ちで走るんですか?
誠一郎 あれは競走中のペースメーカー的な役割で、1周を何秒で行かないといけないって規定があってラップを刻むの。
亜美 へーすごい。ただ、がむしゃらに走ってるわけではないんですね。すごい。大変な仕事だ。
誠一郎 1周目を何秒で走って、2周目を何秒で走ってと、ちょっとずつスピードを上げていく。レシーバーで指示を受けて速度を調整するんです。
亜美 どんどんペースが上がっていくんだ。私が一緒に走ったらついて行けなくなりそう(笑)。
誠一郎 競輪って最初はわからないことが多いでしょう。
亜美 そう! 地区ごとに戦うとか、最初はよくわかっていなかったです。だって千葉って南関地区なんですよね。東京の隣なのに神奈川と千葉が仲間とか。あとは山梨が関東とかこんがらがる。
誠一郎 あのへんの感覚は一般的な地理とは違うから難しい。例えば福井は近畿地区で、富山は中部地区とか。
亜美 へぇ〜不思議。北陸っていう概念がないんですね。それじゃあ、新幹線『かがやき』が泣いてますよ(笑)。
ーーほかに競輪を体験して興味を持ったことってありますか?
亜美 ヤジがおもしろいですよね。現地に行くと採点をつけたりしています。
誠一郎 どういうこと?
亜美 競輪ってゴールしたあともう一周するじゃないですか。その一周して帰ってきたときのヤジが好きで。一周の間に考える余地があったのに「うわー、一周考えた後のヤジがこれかー」って(笑)。
誠一郎 お客さんのセンスを問うているんだ。
亜美 去年の競輪祭で先輩もなんか言われていたな。「1着取れなかったら自転車で帰れよ〜」みたいな。「あー先輩、熊本までチャリかー。小倉から熊本まで遠いなー」って(笑)。
誠一郎 そんなのまだ優しいほうだって。厳しいヤジなんてとてもじゃないけど放送できないレベルだから。
亜美 それでも、競輪のヤジってアマチュアの大喜利大会を見ているみたいで面白いですよ。
ーーこれまで、中川選手の車券で勝ったことはあるのですか?
亜美 全然ないです。未勝利です。いつか先輩で儲けたいですね。
誠一郎 回収率0%かあ。それじゃあ『中川誠一郎被害者の会』に入会しないと。
亜美 そんな会があるんだ(笑)。2023年からは回収率を上げさせてください!
ーー競輪のお仕事はビッグレースが多いですか。
亜美 そうですね、でもビッグ以外もあります。
誠一郎 ワッキーが優勝したときプレゼンターをやっていたよね。
亜美 そうでした、川崎でありました。あれもなんか、気まずかったなぁ。ワッキーさん怖いから。今までちゃんと、しゃべったことがないんですよ。全然ニコニコしてくれない(笑)。競輪選手の方ってみんなそんな雰囲気ですよね?
誠一郎 いやいや、あれは、みんな作っているんだよ。普段はノリのいい人とか、本当にでたらめな人とか多いもん。ワッキーはガチで作っている(笑)。
亜美 思うのが、競輪選手のインタビューってマジメすぎないですか? 言っちゃいけないことがあったりして厳しいからかもしれないけど、みんな「はい」とか「順調です」とかおとなしめですよね。
ーー公営競技の選手という身分もあるため、あまり大きな風呂敷を広げられないというのはあるでしょうね。
亜美 そうですよね。そのなかで、もっと言葉を選んでギリギリのラインで攻めて面白いことをしゃべってほしいな。
ーーそのあたりのプロが中川選手なんですよ。
誠一郎 スキマ産業的にこの世界をうごめいているものですから。レースじゃギリギリのところは入れないけど。
亜美 さすが、先輩 (笑)。そのくらいでやってほしいな。
ここまでざっくばらんな競輪よもやま話で盛り上がった二人。このあとは稲村さんの推し選手を見つけよう! と題したパネルトークとなった。
ーーこの九人は競輪界を代表するS級S班の選手たちです。昨年の「KEIRINグランプリ2022」に出場しました。ご存じの選手はいますか?
亜美 あ、新田(祐大)さんは武井壮さんのお家のご飯会でお会いしました。
ーーほかにはどなたを知っていますか。
亜美 最初の競輪の仕事が2016年の競輪祭のプレゼンターで、そのとき平原(康多)さんが優勝されたんです。でも、全然笑ってくれなくて、嫌われているのかな? ぐらいに思っていたんですが、後日お目にかかったときに、これ言っていいかわかりませんけど、そのころ一瞬だけ私を携帯の待ち受け画面にしてくださっていたみたいです(笑)。
誠一郎 平原、結構そういうの嫌いじゃなさそうだもんなぁ。
亜美 「亜美ちゃんを、ずっと待ち受けにしていたんだよ」と言っていただきました。平原さんってどういうところが強いんですか?
誠一郎 何が強いんだろうなぁ…。人よりいっぱい考えているんじゃないかな。
亜美 作戦勝ちみたいな感じですか?
誠一郎 どんな展開になっても対応できるよう、いろんなパターンを持っていて、その幅が広いっていうか。
亜美 速い、とかではなくてですか?
誠一郎 もちろん速いよ。速さもトップクラスだけど、飛び抜けて速いとか飛び抜けて長い距離を踏めるとかじゃなくて、いろんな長所が満遍なく全部90点みたいなタイプ。
亜美 (佐藤慎太郎を指して)あっタイガースの方だ! よくユニフォームを着てらっしゃいますよね。渋い方です。あ、古性さんも一度お会いしたことがことがあるような…。
ーー郡司(浩平)選手には強い思いがあるそうですね。
亜美 私、郡司さんのファンなんです。だから逆に会いたくないです。憧れの存在のまま、ひと言もしゃべりたくないぐらい(笑)。
誠一郎 まさかの郡司推しだったとは。
亜美 松浦(悠士)さんはもちろん知っていますが、まだお目にかかったことがないんですよね。あと、守澤(太志)さんはすごく感じの良い方でした。
誠一郎 (去年の)佐世保の全プロのときだ。
亜美 そうそう。感じのいい人だなーって印象が強く残っています。新山(響平)さんとは面識はないですけど、競輪祭の決勝は買いたかったな〜(笑)。
誠一郎 決勝、買っていたんだ。
亜美 それまでに負けすぎちゃって、車券自体を買えなかったんです (笑)。もういいやーって買わずに帰っちゃったんですよ。
誠一郎 あとはワッキーか。オレの10個下なんだけど、態度はとても下とは思えない。
亜美 若っ。雰囲気はもっと上に見えるなぁ。
誠一郎 怖い?
亜美 そうですね、やっぱり怖い(笑)。
ーー次は中川選手のイチ推し選手を何名かご紹介します。まずは宿口(陽一)選手です。
亜美 あ、宿口さん。
ーー平原選手の後輩ですね。ご存じでしたか。
亜美 たぶん、平原さんと同じ場所でご一緒しました。そうだ、宿口さんも私を待ち受けにしてくれていたみたいです(笑)。
誠一郎 宿口は間違いなくそういうところがあるからなあ。二人ともミーハーだったか(笑)。
亜美 言っていいのかどうかわからないんですけど(笑)。
ーー二人目は荒井(崇博)選手です。
亜美 渋くないですか(笑)。荒井さん、かっこいいですよね。オトコって感じで。まさに漢って。
誠一郎 オレの一個上で44歳だよ。
亜美 えー!? もう少し上に見えますね。ベテラン感があります。先輩のマイルドな部分とうまく対比ができていていい。でも、荒井さんは優しいんですもんね?
誠一郎 んー。本当は優しい…ような…気がする。
亜美 この間、佐世保のあとに先輩と九州の方も含めてご飯を食べたとき「荒井さん怖い?」って聞いたら、みなさん優しいと言っていたじゃないですか。そういえば私、荒井さんと行きつけのバーが一緒らしいです。
ーー面識はないのですか?
亜美 はい、まだお会いしたことはないです。
誠一郎 きっとそれは幸せなことかもしれない。
亜美 店員さんの話だと、たくさん飲まれると聞いております。そういう噂だけは聞いているんですけど。飲むとどんな感じですか。
誠一郎 飲む、飲まないじゃなしに、ひとりでしゃべっているんだよ。
亜美 へー、じゃあ楽ですね。
誠一郎 亜美ちゃんがいてもいなくても一緒なんじゃないかな。たぶん関係ないと思う。ホント、ひとりで延々としゃべっている。
ーー中川選手の地元、熊本にもおすすめの若手選手がたくさんいます。編集部で何人かピックアップしました。
亜美 えー、イケメンが多いですね!
誠一郎 うちのエースはこの人(嘉永泰斗を指す)。
亜美 んー、おしゃれな髪色。原宿にいそうな感じでカッコいいですね。
ーー下の二人(松本秀之介・松本秀之慎)は兄弟なんですよ。
亜美 キレイな顔をしてますねー。うわー、とても品のある二人です。
誠一郎 右上が上田尭弥って言うんだけど、なぜかガルベスと呼ばれていて。
ーーガルベスは昔ジャイアンツにいた投手で、審判団にボールを投げつけた外国人の名前です。
亜美 えっ、上田さんってそんな気性の激しい方なんですか?
誠一郎 いやいや、普段はそんなことない超いいヤツ。真ん中が瓜生(崇智)って言って松川と仲のいい後輩です。
亜美 あ、瓜生さん知っています。笑顔の素敵な方ですよね。人当たりのすごいいい方でした。そうだそうだ。
ーーほかにもたくさんいますが、まずはこのへんで。稲村さん、今回は推し選手は見つかりましたか?
亜美 やっぱり…私は…。先輩の一択です!
ーーえ! 中川選手だとこの企画のすわりがいいからでしょうか?
亜美 いやいや本当にナンバーワンですよ!
誠一郎 結局はそういうことなんですよ。後輩たちはまだまだだな。
亜美 いろいろなものが刻まれているじゃないですか、先輩の深いしわに。
誠一郎 現役生活23年間の重みがね。
亜美 あはは、若い子たちはまだまだです(笑)。
ーーさきほど郡司選手のファンとおっしゃっていましたが、中川選手と郡司選手とでは?
亜美 郡司さんはファンですけど、先輩はもうその上です。私の中では殿堂入りしていますので。
ーーベストジーニストの草彅剛さんみたいな感じですか。
亜美 そうです、誠一郎さんはそのクラスなのです(笑)。
誠一郎 どうもありがとう。そこまで言ってくれるなら、ぜひ、今度は熊本競輪場に来てもらわないと。殿堂入りホストとして大接待します。
亜美 行きますよー。熊本行きたいな、呼ばれたらすぐ行きます。私、フットワークめっちゃ軽いんで。飛行機とかもすぐ取っちゃいますよ。沖縄に夕方着いて、ご飯食べて朝イチで帰るとか普通にしちゃうぐらいですから。競輪場はいつ再開するんですか。
誠一郎 2024年の秋かな。まだ予定だけど。
亜美 来年だ。いいなー熊本、早く行きたいな。あ、忘れていましたが(松岡貴久の写真を指し)このマスクの方は?
誠一郎 この人は…とてもイケメンなんだけど“観賞用”イケメンと呼ばれていて。見ている分にはいいけど、絡むとこれがなかなか大変で…。
亜美 へー、そんな人なんですね。しゃべるとダメなんですか?
誠一郎 しゃべるとダメ(笑)。熊本選手会の旧エース。とんちんかんなことばっかり言う。
亜美 そうなんだ。やっぱ、何度みても誠一郎さんが一番ですね。
ーー中川選手、稲村さんにあらかじめ何か贈ったのでしょうか。
亜美 賄賂もらっていませんよ(笑)。昔、先輩が落ち込んでいたときも“先輩しか応援する人いないから、競輪続けてくれなきゃ”って励ましたんです。
誠一郎 2、3年前の伊東の共同通信社杯で(山崎)賢人に意味もなくチギれたときだ。かなりショックで、もう辞めよう…とか迷っていたら、亜美ちゃんが励ましてくれた。
亜美 先輩、めちゃくちゃ落ち込んでいましたもんね。打ち上げの席だったかな、大勢いるのに先輩だけ一人で日本酒を飲んでしんみりしていたんですよ。ああ、ホントに辞めちゃうのかなって心配していました。
誠一郎 あれで励まされて立ち直った。もうちょっと頑張ろうって。辞めようと思ったことはこれまで3回あって、そのうちの1回だった。
亜美 でも、あのとき辞めずにこうして走っているから、よかったよかった。コロナが落ち着きましたら、またみんなで飲みに行きましょう。コラム楽しみにしています、先輩!
【朗報】
中川誠一郎選手のご厚意で、抽選で3名様に新春福袋(ユニフォームジャージ・Tシャツ・タオル・中川誠一郎特製名刺など豪華4点セット、さらに1点は特別に熊本競輪支部オリジナルマグカップ)をプレゼントいたします。下記よりご応募ください。当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。賞品の発送は2023年2月下旬より順次行う予定です。
※ご注意
本キャンペーンは、専用フォームよりご応募を受付けています。住所の記入ミス、登録後の住所変更等の事由により賞品が届けられない場合、また、ご応募に関して不正な行為があった場合は、当選を取り消させていただく場合があります。あらかじめ御了承くださいませ。
※感染症対策をとって撮影を行いました
中川誠一郎
Seiichiro Nakagawa
中川誠一郎(ナカガワセイイチロウ)。熊本県熊本市出身。日本競輪学校第85期卒業。日本競輪選手会熊本支部所属。師匠は従兄の瀬口慶一郎。 実妹の中川諒子は女子競輪選手、義弟の吉成晃一も競輪選手。2000年8月15日、ホームバンクの熊本競輪場でデビューし1着。後2日間も勝利し、デビュー場所で完全優勝。2016年日本選手権競輪(静岡)、2019年読売新聞社杯全日本選抜競輪(別府)、高松宮記念杯競輪(岸和田)を優勝している。好きな食べ物は寿司。
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