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吉井秀仁の妄想先取りレース実況

【鳳凰賞典レース予想】南関5車で結束! 福島ラインが前受けになれば佐々木の動向気になる/決勝レース展望

2023/01/07 (土) 12:00 12

立川競輪場で開催されている「鳳凰賞典レース(GIII)」の決勝レース展望をお届け! 決勝は16時40分発走予定。

年明けから熱いレースを展開!

年明け早々、立川競輪では熱いレースが繰り広げられている(撮影:島尻譲)

 新年、明けましておめでとうございます(^^)v。また、グランプリ2022を制覇し史上初の3億円を達成したビッグモンスター脇本雄太選手、心よりおめでとうございました。オレもグランプリゲットで少しフトコロが温かくなり、良い年越しをできたってわけよ(^^)v。お屠蘇と雑煮を頂き体制は万全。さあ、この勢いで、新春一発目の鳳凰賞典レースへ! 東北勢vs関東勢に郡司浩平が加わり激戦だ!

 だが、注目はSS班陥落で燃える清水裕友にヨシタクだべ! 悔しさをバネにリベンジなるか? それと先行選手は寒風と直線の長さに手こずってしまうってことに。これにA級からの昇級組が一泡吹かせようと狙って穴が出る! 新山響平の逃げで幸先良く新田祐大が白星発進。郡司浩平は卒のない走りで手堅く2着確保でSS班はまずまずの出だしだった。

 力が分散した二次予選もほぼ堅く決まるはず…なんて安易に構えていたが! なんと、新SS班の新山響平が孫弟子・野口裕史の逃げにやられてしまった。野口を舐めた訳ではあるまいが、SS班のプレッシャーも多少あったのでは? いずれにせよ、野口の破壊力はハンパねぇ!

南関3車が上位独占! 新田もSSパワー炸裂

 準決勝のレースを振り返る。10Rは野口が快速を飛ばし逃げる。中団取った森田優弥が先まくりを打つが、その上を新田祐大の大まくり圧勝! SS班パワー炸裂だね!

 11Rは北井佑季が主導権で郡司浩平が番手! 最終ホームですでに勝負があったね。中団取った佐々木悠葵がまくって2着に。12Rは松井宏佑が前受けから突っ張り先行。中団取ったヨシタクのまくりが不発で平原康多も共倒れ。和田健太郎が差すだけの単調なレースだったね。

準決勝12Rは南関ラインが上位独占(撮影:島尻譲)

妄想先取りレース実況! 南関5車で結束! 福島ラインが前受けなら佐々木の動向は?

 決勝戦は南関祭の様相を呈してきた。まずはラインを整理する。

 南関は5車結束で④松井宏佑-②郡司浩平-⑨和田健太郎-⑧岡村潤-⑥高橋雅之、①新田祐大-⑤慎太郎さんの福島コンビ、単騎は⑦北津留翼、③佐々木悠葵(⇐④②⑨⑧⑥・①⑤・⑦・③)。

 新春一発目にして妄想先取りは手詰まり。松井が前受けなら突っ張り先行で郡司浩平がV、和田の流れ込みを本線に後方からかまして松井の残り。あとは力で新田がまくって逆転まで。佐々木が松井の番手へ飛びつけば、新田がまくって慎太郎さんの流れ込みもあるね!

 妄想は無理やり捻って…。①新田-⑤慎太郎さんの前受けから。松井がここを追走していることを条件に、勝負どころで佐々木が③番手へ追い上げる。北津留もここに乗ってるってわけだ! 松井の前半戦は中団に拘り内に詰まる内容だったし、横は佐々木に分があり取れるはず。そのまま新田が逃げ3番手から佐々木が先まくりV。新田の残り③①。慎太郎さんへ③⑤。北津留の強襲③=⑦!

 新春一発目で妄想は厳しいΣ(-□-;)。とほほ…。

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吉井秀仁の妄想先取りレース実況

吉井秀仁

Yoshii Hidehito

千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。

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