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吉井秀仁の妄想先取りレース実況

【燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯 予想】南関・岩本俊介がVロードまっしぐら! だが好調の中西大が気になる/決勝レース展望

2022/12/11 (日) 15:00 7

競輪場で開催されている「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」の決勝レース展望をお届け! 決勝は20時35分発走予定。

滝さんとのトークバトル

 滝澤正光杯が松戸へ移り2回目の開催に…! 場内はいろんなケータリングカーが出店し盛り上がりを見せてるし、トークショーイベントで滝さんはサービス精神旺盛にしゃべくりまくり、ここでも場内が沸いてる。控室でもトークショーが続き、オレとふたりのバトルが展開…。現役時代の記憶を呼び戻され、「あんなこと、こんなこと」をしゃべくり、良き時代の思い出話しが尽きねー!「あんなこと、こんなこと」の内容はここでは控えるが! 今の時代、言葉を選び発信しねーとダメだし、難しい世の中になっちまったね(>_<)。

 初日から地元勢の頑張りは嬉しい限りだね! また、SS班の清水裕友が参戦してくれた事も盛り上がりに一役買ってるし(^^)v。清水は二次予選で敗退したが、欠場せず走ってくれる事も立派。頭が下がるね!

大波乱の準決勝! 中西大の積極性が勝利を呼ぶ

 準決勝10Rは大混戦だった。松井宏佑を軸にそれぞれが立ち回るレースになったが…。最終的に積極的に前に出た中西大が松井の番手へハマり追い込み快勝! 中西は「三谷の作戦がピタリと嵌まった」とインタビューで話していたが、調子も万全だろう。

 11Rは根田空史が前受けから突っ張り先行し、番手岩本俊介がシビアにバンマクで決めた。根田の「地元で決勝へ」の思いが伝わるレースだったね!

 12Rは磯田旭がスタートを決め山口翼が前受けに。こうなれば山崎芳仁が切り北井佑季の主導権でライン決着に思えたが…! 北井が油断したところを山口がまくり磯田が差しきり大波乱。

 3日目は波乱の一日だったよトホホ。

根田の思いを受けて決勝で躍動できるか岩本俊介(撮影:島尻譲)

妄想先取りレース実況! 岩本の地元記念V濃厚! だが中西の好調脚も侮れない…

 決勝の並びから。

 ⑦松井宏佑-⑨岩本俊介-①和田健太郎の南関ライン、単騎の②高橋晋也、④中西大-③三谷将太の近畿コンビ。関東は⑥山口翼-⑤磯田旭、単騎⑧上田尭弥になった。内枠を生かし和田がスタートを決めると、枠なりの並びで「⑦⑨①・②・④③・⑥⑤・⑧」と、こうなる。

 後方から上田が上昇しても、松井が突っ張り出させる事はないはず。この展開なら、まくってくる選手に合わせ岩本が出てV。和田が流れ込み⑨-①。早めのバンマクなら和田の逆転①-⑨。松井の掛かり次第で残り⑨-⑦を少々。これが本線になっかね!

 さて本題の妄想は…? 準決勝同様にスタートが早い磯田が決めたとき、⑥⑤-⑦⑨①-②-④③-⑧とざっとこの展開に。前中団に松井の南関、高橋はここでじっと構え、勝負どころで中西が松井を蓋し並びかける。山口は誘導を外しスローペースに! 赤板前で中西が叩けば単騎の上田がしびれを切らしてカマシ発進。この展開なら中西が松井に合わせて出ていける。好調中西Vに三谷の流れ込み④③。松井が浮いて突っ込む和田④①。山口が仕掛け突っ込む磯田④⑤。高橋が上田に続いたら、もちろん先にまくって④=②って事に!

 今回の妄想先取りは中西だね(^^)v。

順調な仕上がりで優勝を目論む中西大(撮影:島尻譲)

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吉井秀仁の妄想先取りレース実況

吉井秀仁

Yoshii Hidehito

千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。

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