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吉井秀仁の妄想先取りレース実況

【富山湾カップ予想】根本と北井の意地がぶつかり合えば九州2車に勝機あり/決勝レース展望

2022/11/20 (日) 12:00 12

富山競輪場で開催されている「富山湾カップ(GIII)」の決勝レース展望をお届け! 決勝は16時00分発走予定。

若者カップルやファミリー層でにぎわう富山競輪場

 富山競輪場へ来ているが、富山駅周辺が大きく様変わりしていてタマゲタ。北陸新幹線効果っていうのか、街並みもおしゃれになってきてるよう。だが、ここに来たらやっぱり定番の富山湾の魚三昧! キトキトの魚で夜を満喫ってのがオレ流ってわけ(^^)v。

 また、競輪場のファン層に変化が出てきてるよう。ベテランファンは当然の如く幅をきかせ闊歩してるんだが、週末には若いカップルとか、小さな子どもを連れたファミリーが混じって観戦してる。にぎやかな中にほっこりする雰囲気は実に良い! これからの本場はこうでないとね!

さまざまなファンでにぎわう富山競輪場(撮影:島尻譲)

まくり脚が光った準決勝!

 さてさて、激戦混戦な準決勝を振り返る。

 10Rは野口裕史のパワー先行に中村浩士が付きバテ! 飯野祐太がまくって捉えた。

 11Rは竹内雄作と伊藤慶太郎のもがき合いを根本哲吏がまくって快勝。

 12Rは北井佑季が突っ張りかました山岸佳太の番手にすっぽり。中団の伊藤旭がまくり強襲。

決勝は北日本番手の飯野祐太(撮影:島尻譲)

妄想先取りレース実況! 根本と北井がもがき合えば脚溜める伊藤の強襲炸裂か!

 決勝戦の並びを整理する。

 東北ラインは⑧根本哲吏-①飯野祐太-⑨竹内智彦-⑥泉慶輔で連係、④伊藤旭-③大塚健一郎の九州コンビ、南関は⑤北井佑季-⑦野口裕史-②近藤隆司の自力型の並び(⇦⑧①⑨⑥・④③・⑤⑦②)。

 根本が男気先行なら、逃げを売りにする北井だって負けてられねぇ! お互い意地の突っ張り合いだべ! 連日スタートを取り突っ張る北井だが、外枠では前を取ることは難しい。枠なりで東北勢が前からになろう。これなら自在に攻める伊藤は中団を取れる!

 後方から北井が押さえると…。根本が突っ張りもがき合いって事に! 脚溜める伊藤のまくりが炸裂し、北井が出きったら伊藤は番手に追い上げるって事もあるぞ! 根本が突っ張りきれたら飯野の番手まくりも魅力だね(^^)v。

 本線か? 妄想か? だが、ここは伊藤、大塚の③=④。飯野が伊藤に併せ出て大塚の突っ込みも考えれば①③④⑨ボックスが妄想先取り車券になる。俺のかわいい孫弟子野口のV応援で⑦-①②③④を押さえるとするべ!

決勝も伊藤旭のまくりが決まるか(撮影:島尻譲)

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吉井秀仁の妄想先取りレース実況

吉井秀仁

Yoshii Hidehito

千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。

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