2022/04/28(木) 18:00 0 0
橋本はダッシュ力こそそこまでないが、何度でも踏み止めできる強じんな粘り脚が大きな武器。いわゆる強度の地脚タイプだ。A級時代には押さえ先行を主武器としてじんわり、じんわりと踏み上げ逃げ切り勝ちを連発していた。
ところが、今年S級に上がるとドンからまくりに構えたり、内に潜り込むトリッキーなレースをしたりと、どうも積極性を欠いている。
「最初はS級の上位選手を相手に位置取りとかにこだわっていましたね。レースに慣れるため、あとは点数を上げるためでもあったんです。でも理想はバックを付けたレースで優勝したい。(点数を上げたし)そろそろ距離を踏む走りを増やしたいと思っているんです」。
今年の目標は年末に行われる「ヤンググランプリ2022」に出場すること。「点数的にまだちょっと足りないけど、決して無理な位置でもないんです。あと1点か2点を積んで確定させたいですね。あとはGIの権利も獲りたいですね」。目標があることは、確かなモチベーションアップにつながっている。(netkeirin特派員)