アプリ限定 2025/11/17(月) 12:00 0 9
19日から小倉競輪場で、2025年最後のGI「朝日新聞社杯競輪祭」が開催される。現在賞金ランキング9位の深谷知広は、2年ぶりのKEIRINグランプリ出場とS班復帰をかけて、まさに崖っぷちにいる。今回は、そんな深谷の直近1年間のビッグレースの戦績を、番手選手との連係実績に着目して調べてみた。
▶︎競輪祭特集
賞金ランキング9位のグランプリ出場ボーダー上に立つ深谷知広。選手としてはまさに“崖っぷち”。
しかし車券戦略から見た深谷は、崖っぷちどころか“買えば儲かる”選手だったーー。
深谷は、2025年のビッグレースはGI、GII合わせてこれまで8開催フル出場している。
出走数は33回で、そのうち深谷がラインの先頭を走ったレースは27回。今回、その27走について深谷と番手選手のワンツー実績を調査した結果、深谷と番手選手のライン車券が高回収率を誇っていたのである(深谷が番手を務めた4回はラインワンツーは1度もなし。単騎2回は3着と5着)。
全27走で、深谷と番手選手の2車複を100円ずつ買ってみた場合、回収率は132.9%。深谷と番手の2車複は「買い」と言えるだろう。
続いて「深谷1着-番手2着」のケースと「番手1着-深谷2着」のケースに分けて、それぞれ100円ずつ2車単を買ってみた場合の回収率を調査した(以下表)。
【深谷-番手の2車単回収率】
| 着順 | 連独占回数 | 2単回収率 |
|---|---|---|
| 深谷1着・番手2着 | 2回 | 29.6% |
| 番手1着・深谷2着 | 5回 | 176.2% |
つまり、ビッグレースで深谷の車券を買う場合は、「番手1着・深谷2着」の2車単が最も「お買い得」になり、「深谷1着・番手2着」の2車単は「お買い損」となる。
なお、「番手1着・深谷2着」の連独占5回のうち3回がS班・郡司浩平との連係だ。8月の函館GIまでの、GIIIも含めた郡司との近況の連係実績をまとめた以下のデータも参考にできそうだ(この後は、松戸GIII初日特選で1回連係。深谷-郡司-岩本俊介-和田健太郎の並びで深谷8着、郡司2着)。
▶深谷が前回りのときの郡司は12戦して1着10回 深谷は1着ゼロ
いかがだろうか。ちなみに「競輪祭(GI)」では、出走表で見られる「最終バック予想」を無料提供。今回のデータとともに、ぜひ車券戦略に役立てて欲しい。
