2022/03/28(月) 20:15 0 4
2018年平昌五輪銅メダル、2022年北京五輪7位などモーグルで輝かしい実績を持つ原大智がここからは競輪一本。およそ半年振りの競輪復帰を初勝利を挙げたいわき平で迎える。
3月21日の全日本選手権を最後にモーグルを引退。「その前から自転車の練習はしていましたが、周りが強すぎて。(櫻井)祐太郎や(阿部)架惟都もめちゃくちゃ強いけど、S級ではなかなか勝てないですもんね。甘くないなって思っています」。
それでも周囲の期待がかかる。番組も1レース1番車にもってきた。「本当に…、とにかく頑張りますとしか言えないですね。期待に応えたいですが弱いし、めちゃくちゃプレッシャーですよ。自分は0点なのに1番車、しかも後ろは92点の選手。大丈夫かな〜って。とにかく力を付けるしかない」。
「とりあえず先行はしたいと思っています。実力を確かめるためにも、力を出し切らないと」。
レースは積極先行型の田村裕也との2分戦。先行するだけでもハードルは高いし、原にとっては初めてのA級1・2班戦。二刀流でなくなったことで逆にプレッシャーがかかると思われるが、そこは世界を経験した男。力に変えてくれるだろう。(アオケイ・市川記者)