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【前橋競輪・ミッドナイト】ワッキーより強かった鈴木雄一朗

2022/02/11(金) 17:00 0 2

前橋ミッドナイト競輪「WINTICKET杯(FII)」は11日、最終日を迎える。6レースのA級特選を走る鈴木雄一朗に話を聞いた。

94期、在校1位で卒業チャンピオンの鈴木雄一朗。学校時代はワッキーより強かった。

 現時点で94期で一番強いのは、もちろん脇本雄太。だが94期の在校1位で卒業チャンピオンは鈴木雄一朗。日大時代から騒がれ技能免除で競輪学校に合格している。住まいは東京の国立だが、高校は山梨の日大明誠。往復80キロの距離を自転車で通っていたそうだ。ワッキーは11位、坂本貴史が7位、岩本俊介が13位、根田空史が20位、山田庸平が23位だが、この期は逸材揃い。ちなみに、引退して農業を営んでいる元S級の鈴光洋彦も学校時代は強かったそうだ。

「一番の低迷の原因は腰痛。無理して走ったのがいけなかった。ワッキーや根田は学校当時から先行にこだわっていたけど、自分の場合は岩本俊介相手だと何故かスイッチが入った」。

 デビュー当時、ボス(後閑信一)が付けたニックネームは"ポッチャリ王子"。漫画・オッズにも登場している。体型がポッチャリだったし、性格も温厚で優しく、まるで王子様のようだった。気性が激しく、俺が俺がの性格なら、個人的には天下を取っていた気がする。

 東京で言えばデビュー時は、鈴木雄一朗井上嵩はとにかく強かった。東京での同級生は一人だが、埼玉で言えば宿口陽一平原啓多武藤篤弘吉田裕全世代。同級生として遅咲きの宿口は良いお手本だし、最低でもS級には返り咲いて欲しい。(町田洋一)

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