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【オールスター競輪】力強く飲み込みゴール線を突き抜けた脇本勇希

2025/08/15(金) 00:09 0 0

函館競輪場ナイター「第68回オールスター競輪(GI)」が14日に3日目を開催。二次予選B、8Rを走った脇本勇希に話を聞いた。

「これだけのメンバーの中で1着を取れたのはうれしいけど怖いです(笑)」と話す脇本勇希

 レースは展開4つのコマ切れ戦。5番手を確保した脇本は前団の動きを眺めバック前からスパート。前団のもつれがあったとはいえ、力強く飲み込みゴール線を突き抜けた。

「周りから無警戒でしたから(笑)。これで目標だった最終日まで残る、が達成されました」とレース後のインタビューでは謙遜気味に答えたが、まくりのスピードはよかった。

「GIはまだ3回目。それで勝ち上がりで勝てたのは自信になります」と今回が特別戦線の勝ち上がり初勝利。準々決勝Aへの進出を決めた値打ちある1着だった。3連単は34万7500円と高配当を呼んだ。レース後のウィニングランの際には意外な反応があった。

「声援というか『信じていたぞ〜』って声があって。え? こんな自分を信じてくれていたの? って不思議な気持ちになりました。これだけのメンバーの中で1着を取れたのはうれしいけど怖いです(笑)」と照れ笑いだ。

 まだ早い話になるが兄、雄太との連係を叶えるには共に決勝へ勝ち上がるしかない。

「それは一緒に走りたいですよ。だけど特別か地元記念の決勝でしかチャンスはない。そのためには自分が少しでも上にいないと」と昨年7月の地元、福井記念で実現した兄弟連係を、特別戦線の大舞台でも夢見ている。(netkeirin特派員)

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