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【オールスター競輪】約2か月ぶりの実戦に臨む窓場千加頼「負のスパイラルだった」

2025/08/12(火) 17:18 0 1

函館競輪場ナイター「第68回オールスター競輪(GI)」は13日に2日目を迎える。10Rオリオン賞を走る窓場千加頼に話を聞いた。

「気持ちも入ったし気管支の方も今はいい感じです」と話す窓場千加頼

 6月岸和田GI「第76回高松宮記念杯競輪」は5走をしてオール9着と叩きに叩いてしまった。嫌な予兆は岸和田の直前に走った6月別府記念であった。初日のレース後に体調不良を訴えて途中欠場した。原因は気管支の炎症によるもので、決して状態は万全ではなかった。

「(別府の前の5月青森)全プロあたりから気管支がズタズタで、呼吸も苦しくて力が入らなかった。負のスパイラルに陥っていましたね。自分に賭けてくれたお客さんには迷惑をかけましたし不甲斐なかったです」と5〜6月は身も心もボロボロだった。

 そこで、7月はすべてのあっせんを休み心も体もイチから立て直すことにした。高松宮記念杯のあとは古性優作の誘いで近畿合宿に参加をしたり、完全なオフ期間を設けたりと1か月半もの時間を有意義に使った。

「1人でいるとサボりがちになるし、近畿みんなで頑張るぞっていう空間に身を置けたのは落ち込んでいる自分にとっては大きかった。気持ちも入ったし気管支の方も今はいい感じです」と本来の調子を取り戻しつつある。

「2人で決めたい。そのためには自分がしっかりしないと」と話す窓場千加頼(左)と寺崎浩平

 10Rのオリオン賞は寺崎浩平を目標とする。合宿でも頻繁に顔を合わせる近畿の後輩で窓場にとっては心強い仲間だ。

「2人で決めたい。そのためには自分がしっかりしないと」と襟を正した。(netkeirin特派員)

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