2025/06/06(金) 20:46 0 2
117期で共に早期卒業した逸材。過去に何度かあった寺崎VS菊池だったが、今回は寺崎が内容も結果も完勝だった。
「今日は先行と決めていた。菊池君が微妙なピッチだったし、あそこで叩いちゃおうと。バンクが重たくなかったし、風も感じなかった」と完璧な先行を披露した寺崎は涼しい顔でレースを振り返る。
同期でライバル。しかも早期卒業のブランド付き。普段あまり感情を出さないが、今日の寺崎は意地を見せたかったようだ。
「(早期卒業の直接対決について)やっぱり意識します。負けられない相手だと思っているので。本当はもっと沈めたかった」とキッパリ言い切る。寺崎から覚悟を感じるレースだった。
対する菊池は「完敗です。組み立ても脚も全部負けていた。力負けです。内容が全くなかった」と反省の弁。現状の競走得点差がレースに現れてしまう形となった。
両者共に勝ち上がりを決めたので、再戦の可能性は残っている。今日ひとつ分かったのは共にライバル意識を強く持っていると言うこと。
次に二人がぶつかるときは恐らく、菊池は何が何でも先行しにくることだろう。(アオケイ・石濱記者)