8日から開幕する大垣競輪「コロナワールド賞・スピチャン杯(FI)」。第10R・S級予選に中部勢期待の若手・栗山和樹 が登場する。

　栗山は2月の川崎競輪で特別昇班を決め、次走の熊本競輪ではS級初戦にもかかわらずいきなり優出を果たした。そして衝撃的なのが前走の川崎記念だ。二次予選では中部のリーダー・浅井康太を背負っての戦いとなったが、レースでは磯島成介との並走に負けず4番手をキープし、最終バックからショート捲りを放つとなんと浅井を振り切りそのまま1着で準決勝進出を果たした。浅井は先日のダービーでも決勝に進出しているようにタテ脚は輪界屈指、その浅井が差せないというシーンは多くの競輪ファンに衝撃を与えただろう。

　初日は番手の仕事に定評のある大洞翔平との連係となる。現在ビッグレースでは苦戦傾向の中部地区の救世主となるためにも、まずは一勝ずつ積み上げていきたいところだ。

★栗山和樹は大垣競輪10R・S級予選に登場！(発走15:07)
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　また9Rには山口多聞が登場する。

　山口は24年のヤンググランプリに選抜され、関東期待の若手として注目を集めていたが、25年に入ってからやや苦戦気味でまだ一度も優出が無い。(KEIRIN ADVANCEを除く)

　しかし今開催は日本選手権競輪(GI)組は不在でチャンス到来、持ち味の高い先行力を生かして上昇のきっかけを掴みたい。

★山口多聞は大垣競輪9R・S級予選に登場！(発走14:36)
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