2025/01/18(土) 20:00 0 1
2025年1月18日 大宮競輪
大阪・関西万博協賛
東日本発祥76周年「倉茂記念杯」G3(3日目)
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【大宮競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
打鐘で寺崎浩平が伊藤颯馬を突っ張る。寺崎が先行態勢に入り、3番手は内に橋本壮史、外に伊藤で並走となる。最終2コーナーから外並走の伊藤が捲りを仕掛けるが、寺崎が合わせてペースアップ。寺崎マークの村上博幸は伊藤をけん制し、ゴール前で寺崎を差し切り1着。寺崎が2着で近畿ワンツー。最終BSから捲り追い込んだ佐々木眞也が外伸びて3着。
1着/村上博幸(S1・京都86期)
今回成績:特7・二1・準1
G3優勝:8回(19年2月奈良)
(後方が並走状態になり)そういう時の出足はキツいので、集中していましたし、隙を作らないように気をつけていました。昨日といい、今日といい(前が)長い距離を踏んでくれている。このような展開の時は抜く練習もしているので、モノにできたことは大きいことだと思います。脇本(雄太)、寺崎(浩平)との連結は外さない気持ちが強いので、プレッシャーはありますが、状態はいいと思います。
決勝は、福井勢の後ろ。3番手。
2着/寺崎浩平(S1・福井117期)
今回成績:特2・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:7回目(24年11月四日市以来)
(初手で前受けは)あの並びになったので、一度突っ張って、橋本(壮史)君の動きを見て、出させるか引くかを決めようと思っていましたが、伊藤(颯馬)君と並走になったので、腹をくくって先行しました。昨日の脇本(雄太)さんのレースを見て、僕も近畿の自力選手として、しっかり脚で勝負していかないといけないと思い、前々に組み立てることを意識していました。バンクがすごく軽く感じるし、身体も軽いいので、長い距離を行ける感じですね。
決勝は、僕が前で自力です。後ろが競りはあまり経験がないので考えて走ります。
3着/佐々木眞也(S1・神奈川117期)
今回成績:一2・二1・準3
G3優勝:1回(24年9月青森)
単騎戦だったので、良い位置を取りたいと思っていました。(レースは)純粋に力負けですね。連日、身体の感じはいいと思います。脚の感じは悪くないと思うのですが、組み立てなど甘い部分があるので、そのようなところを詰めていきたいと思います。
決勝は、寺崎(浩平)の後ろ、ジカに競り。このレースで、一番いい位置だと思うので。
※10Rレース結果
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【大宮競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
打鐘過ぎに東矢圭吾が先頭に立つと、岡田亮太が叩いて関東ラインが先手を奪う。東矢が4番手、脇本雄太が8番手の態勢で最終HSを通過。脇本は最終2コーナーから捲りに出ると、マークの神田紘輔は連携崩れる。逃げる岡田マークの佐々木悠葵は最終3コーナー付近で番手捲りで抜け出すも、一気に迫る脇本が豪快に前団を捲り切って1着ゴール。2着に佐々木、3着に関東3番手から武藤龍生が入線した。
1着/脇本雄太(SS・福井94期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特9・二2・準1
G3優勝:16回(24年9月向日町)
(最終2コーナーは)自分の仕掛けたいタイミングではなかったのですが、無理やりいった感じです。踏み出しは、全く良くないですね、満足のいく感じではないです。2日目のレース後に腰痛が少し出ているので、しっかりケアします。
決勝は、寺崎(浩平)君の後ろ。ジカに競られるの3回目。これも勉強です。頑張ります。
2着/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
今回成績:特8・二4・準2
G3優勝:1回(22年12月高松)
(最終HSは)岡田(亮太)君が、緊張もあり踏みすぎた感じがあり、脇本(雄太)さんの展開になってしまった。脇本(雄太)さんのことだけを考えたら(最終)2コーナーで仕掛ければ良かったと思いますが、武藤(龍生)さんと決めたかったし、中団にいるラインの思い通りになってしまうと思ったので、一度待ってからいった感じです。状態は、あまり良くないですね。脇本(雄太)さんのスピードにびっビックリしました。気持ちでカバーします。
決勝は、自力です。
3着/武藤龍生(S1・埼玉98期)
今回成績:特5・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:11回目(24年11月防府以来)
埼玉、東京で埼京ラインというのがありますが、岡田(亮太)君の頑張りたい気持ちを汲んで、佐々木(悠葵)がラインを組んでくれました。2人が勝ち上がれた結果は、岡田君と佐々木君のおかげだと思いますし、ラインで各々の役割を果たせたのではないかと思います。記念の優勝は目標としてありますが、自分の役割を果たした結果、獲れたらいいと思っています。
決勝は、佐々木(悠葵)君の後ろ。番手。
※11Rレース結果
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【大宮競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
打鐘で森田優弥が嘉永泰斗を突っ張り、嘉永は引いて7番手に。森田が先行態勢に入ると、最終HSから5番手の西田優大がスパート。森田と西田の先手争いとなり、森田が西田に自らけん制する中、7番手の嘉永が最終2コーナーから捲りを打つ。嘉永は最終3コーナーで前団を捲り切り先頭に立つ。最終4コーナーで森田が再度西田をけん制し、後続で落車(森田が押上げで失格)。抜け出した嘉永マークの徳永哲人がゴール前で差し切り1着。2着に嘉永。3着に3番手の嶋田誠也が続いて、九州ラインの上位独占が決まった。
1着/徳永哲人(S1・熊本100期)
今回成績:一3・二3・準1
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(16年6月久留米)
嘉永(泰斗)とは、普段から練習をする仲なので、呼吸は合わせやすかったです。すごい加速でした。高い目標を持ち、計画的に練習を続けられていることが成績に繋がっていると思います。
決勝は、嘉永君の番手です。万全な状態でレースができるように持っていきます。頑張ります。
2着/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
今回成績:一1・二1・準2
G3優勝:3回(24年4月川崎)
今日は、後ろから。(森田優弥の)突っ張りがあることも考えていました。西田(優大)君のところで勝負しようと思ったのですが、10R、11Rを見ていたら、後ろに下げても届く感じがしたので、下げました。先に、西田君がいってくれたのも展開が向きました。踏んだ感じは悪くないです。ラインで決まったのは良かったです。
決勝は、自分が先頭で自力基本。展開によっては何でも。タテ脚では及ばないので、考えて走りたいと思います。
3着/嶋田誠也(S1・福岡109期)
今回成績:一3・二3・準3
G3決勝:初
何とか喰らいつけて良かったです。(最終4コーナー付近では)何とかここを乗り越えないとと思い、必死で踏みました。G3の決勝は初めて。嬉しいです。明日も一生懸命に付いていくだけです。
決勝も熊本2人に付きます。3番手。
※12Rレース結果
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出
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【最終日12R=S級決勝】
1/武藤龍生(S1・埼玉98期)
2/脇本雄太(SS・福井94期)
3/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
4/佐々木眞也(S1・神奈川117期)
5/村上博幸(S1・京都86期)
6/嶋田誠也(S1・福岡109期)
7/寺崎浩平(S1・福井117期)
8/徳永哲人(S1・熊本100期)
9/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
注目の並び想定は、
9佐々木悠-1武藤
7寺崎-2脇本・4佐々木眞(競り)-5村上
3嘉永-8徳永-6嶋田
決勝は、佐々木悠葵の番手に武藤龍生が付く、群馬と埼玉の関東2車。
寺崎浩平、脇本雄太、村上博幸の近畿3車ラインだが、寺崎の番手は脇本と佐々木眞の競りに。
嘉永泰斗には、準決勝と同様に徳永哲人と嶋田誠也が付く九州の3車ラインとなった。
2日目の脇本雄太のレースに触発された寺崎浩平が主導権を握ってきそうだが、番手の脇本雄太に佐々木眞也が競りかけることで、寺崎が競りを長引かせない仕掛けができるかに注目が集まりそうだ。脇本は番手キープから、優勝を狙いたいところ。
しかし、隙を逃さない組み立てのできる佐々木悠葵や調子を戻してきた嘉永泰斗の動向は要注意で、競りが長引けば、両ラインに展開が向く公算も高い。混戦になりそうな大宮記念決勝に注目です。
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\大宮G3(3日目)注目選手ピックアップ/
【3日目5R=S級選抜】
「ポジティブに捉え頑張ります」
1着/町田太我(S1・広島117期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
レースは、前が取れたら一度突っ張ってからと思っていました。(最終HSは)仕掛けがなかったので、自分のペースで行きました。今日は、展開が向いただけ、脚力は全然ダメです。明日も、出来ることを頑張ります。(松山G3から約1ヶ月欠場あったが)松山G3の時に大臀筋損傷が分かり、そこから自分が思うような質の良いトレーニングができない状況で競走に来て、自信が持てない走りにあらわれていますね。こればかりは時間が必要だと思いますが、これを良い機会と捉えています。今まで使えていなかった身体の部分を使えるようにしていけば、さらにレベルアップできるのかなとも思うので、ポジティブに捉えて頑張ります。
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【大宮競輪・過去のレポート】
2024年1月大宮競輪G3
優勝者:清水裕友
2023年1月大宮競輪G3
優勝者:深谷知広
2022年1月大宮競輪G3
優勝者:平原康多
2021年1月大宮競輪G3
優勝者:平原康多
2020年1月大宮競輪G3
優勝者:平原康多
2019年1月大宮競輪G3
優勝者:神山拓弥
2018年1月大宮競輪G3
優勝者:菅田壱道
(P-Navi編集部)