2020/01/19(日) 18:54
大宮G3(最終日)東日本発祥71周年倉茂記念杯
【12R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/小川真太郎(S1・徳島107期)
3/守澤太志(S1・秋田96期)
4/岩本俊介(S1・千葉94期)
5/岩津裕介(S1・岡山87期)
6/佐藤友和(S1・岩手88期)
7/木暮安由(S1・群馬92期)
8/岡村潤(S1・静岡86期)
9/村上義弘(S1・京都73期)
スタートで前に出たのは守澤。
佐藤を迎え入れて北日本ラインが前受け。
63・48・17・25・9で隊列が固まる。
まず小川が上昇を開始し、打鐘で前団を押さえて先頭に立つ。
平原も動いて、打鐘後の4コーナーで小川をかわすと、岩本も仕掛けのタイミングを伺う。
最終HS、岩本が平原を叩いて先行態勢に入る。
平原は3番手と好位置を奪取。
岩本が快調に飛ばし、48・17・25・9・63の一本棒で最終BSを通過していく。
車間を切って後続を牽制していた岡村が直線で抜け出しを図るが、後位から平原が鋭い差し脚で捕えて優勝。
大宮記念は3年ぶり7回目の優勝。
G3は昨年の西武園記念以来、通算21回目の優勝となった。
2着には岡村、3着に岩津が入線した。
優勝/平原康多(SS・埼玉87期)
勝つことは簡単ではないので、記念を優勝できたことが本当に嬉しいです。
昨日まで、黒沢(征治)が頑張ってくれて、決勝まで連れていってくれたので、その思いもありました。
岩本のカカリが凄くて、強かったです。
2コーナーでは絶対にいけないくらいに岡村さんの牽制もあったし、タイミングを見極めるのが大変でしたね。
初日は失敗したレースでしたし、かなり気合いが入った形で決勝に活きたと思います。
最後まで自分らしく走ることはできました。
グランプリからこの大宮記念まで気が抜けずに、ズーッと、練習の状態。
やっと空くので、まずは気持ちをリセットしたいですね(笑)。
強い若手も一杯でてきたので、今後は楽しみ。
次のG1全日本選抜競輪も精一杯、頑張ります!
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/竹内智彦(S1・宮城84期)
2/坂本亮馬(S1・福岡90期)
3/吉田健市(S2・愛知87期)
4/眞杉匠(S2・栃木113期)
5/山中貴雄(S1・高知90期)
6/山本巨樹(S2・大阪100期)
7/荻野哲(S2・神奈川75期)
号砲で竹内が飛び出し、誘導後位につけ、眞杉を迎え入れて、東のラインが前受け。
中団に坂本が入り、417・25・63で周回を重ねる。
打鐘で5番手の山本が上昇していく。
先頭に立った山本はスローペースに。
坂本は東のラインを警戒しつつ、中近ラインを追って3番手で続く。
最終HSでは山本が後続を気にしながら踏み上げるが、5番手から眞杉が一気にスパートしていく。
眞杉は最終2コーナーで山本を捕えて主導権を奪い返す。
3番手の荻野は連携が崩れてしまう。
眞杉と竹内の両者が抜け出して、最終BSでは後続を引き離す。
直線では眞杉と竹内のマッチレースとなり、ゴール前で竹内がかわして1着。
2着に眞杉、離れた3着には山中が入線した。
1着/竹内智彦(S1・宮城84期)
作戦通りに行きました。
でも、眞杉君のダッシュが良くてビックリしましたよ。
ダッシュはあまりないと聞いていたのに、予想以上のダッシュでした(苦笑)。
最後は亮馬がくるかなと思っていましたけど。
3番手以降が離れていたのが分かっていましたし、最後は待ってから差しにいきました。
眞杉君は丸々1周を走っていますしね。
眞杉君が本当に強かったです。
あのダッシュで出てから1度、流して、またバックから踏み上げていきましたから。
これから強くなっていくと思いますね。
自分もこの調子で頑張りたいと思います。
(P-Navi編集部)