大宮G3(最終日)レポート

2018/01/21(日) 20:09

大宮G3(最終日)レポート

2018年1月21日

大宮G3(最終日)東日本発祥69周年倉茂記念杯

【12R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/村上博幸(S1・京都86期)
3/橋本強(S1・愛媛89期)
4/柴崎淳(S1・三重91期)
5/吉澤純平(S1・茨城101期)
6/菅田壱道(S1・宮城91期)
7/稲垣裕之(S1・京都86期)
8/小野大介(S1・福島91期)
9/古性優作(S1・大阪100期)

初手は51・972・43・68の四分戦。
赤板に入り、まずは後方から菅田・小野の北日本ラインが上がる。
柴崎・橋本も切り替えて、北日本ラインを追走して打鐘。

第3コーナー、柴崎が動いたところで古性も仕掛けた。
近畿ラインの3人が出切ったところで最終周回。

立ち遅れた吉澤・平原も踏み込んでいくが、平原は内に包まれる。

最終BS、古性を先頭に近畿ラインが逃げる。
しかし、8番手の菅田が捲りを放って、第3コーナーで完全に出切る。
長い大宮バンクの最後の直線、やや車間は開いたものの稲垣と村上が猛追。
ゴール寸前、近走、差し脚鋭い外から村上が突っ込んでくる。

しかし、ハンドル投げの僅差、菅田がいち早くフィニッシュラインに到達した。
菅田は2009年久留米以来の嬉しい記念競輪Vを飾る。
2着・村上、3着・稲垣で、京都黄金コンビも確定板に。
今節3連勝で圧倒的人気を集めていた地元・平原は5着に終わった。

優勝/菅田壱道(S1・宮城91期)
考えるより前に身体が反応して外へ踏めた、調子が良かったということです。
久留米記念の優勝(2009年)、周りからはまぐれだと思われてる。
いや、僕が優勝したことも忘れてるんじゃないか。
この8年、本当に長かった……大きなケガもあったし、腐った時期もあった。
タラタラと、並の競輪選手ならば続けられる。
苦しいことはもうしたくないって思ったこともあるけど。
(涙ぐみながら)家族のおかげでもう1度、頑張ろうとやってきた。
全日本選抜(四日市G1)は今回の記念優勝がまぐれだと思われないように。
前は新田さん(祐大)の後ろに付いて決勝に乗れたただけ、今度は自力で結果を残したい。

【9R=S級企画ブロックセブン】

1/坂本亮馬(S1・福岡90期)
2/渡邉晴智(S1・静岡73期)
3/坂本貴史(S1・青森94期)
4/小川圭二(S2・徳島68期)
5/有賀高士(S2・石川61期)
6/石川雅望(S2・群馬91期)
7/水谷好宏(S2・大阪93期)

並びはスンナリ落ち着き、32・14・75・6でレースは動く。

打鐘から水谷がペースアップして上昇、初手で3番手の坂本亮は中団をキープ。
75・6・14・32でラスト1周。
最終BSで坂本亮が満を持して捲くるが、第3コーナー過ぎから坂本貴が伸びてくる。

第4コーナーから大宮バンクの長い直線、坂本貴が後方から捲り切って1着。

2着は坂本マークの渡邉、3着には坂本亮が辛うじて残った。

1着/坂本貴史(S1・青森94期)
僕が(坂本亮より)先にいかなくてはと思っていた。
でも、先にいってくれたので良い展開になりました。
調子は良かったし、ローラーを踏んでいても好感触だった。
一発勝負でシッカリ勝てたのは大きい。

(P-Navi編集部)

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