2019/01/20(日) 19:56
大宮G3(最終日)東日本発祥70周年倉茂記念杯
【12R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/海老根恵太(S1・千葉86期)
3/橋本強(S1・愛媛89期)
4/田中誠(S1・福岡89期)
5/黒田淳(S1・岡山97期)
6/矢野昌彦(S2・栃木91期)
7/志智俊夫(S1・岐阜70期)
8/野口裕史(S2・千葉111期)
9/神山拓弥(S1・栃木91期)
千葉勢が前受け、その後ろを単騎の黒田。
しかし、橋本ー田中の同期ラインも譲らずに外並走。
赤板に入り、まずは後団の関東3車が動く。
第2コーナーを過ぎ、矢野が思いっ切り踏み込んで、野口が引いた形で打鐘を迎える。
619・34・7・5・82の並びとなるが、8番手まで車を下げた野口が残り1周回で猛スパート。
大外からジリジリと、関東ラインに迫る。
そして、第2コーナーで完全に飲み込む、番手の海老根も必死に追走。
最終BS手前、矢野の番手・平原が千葉勢に目標を切り替え、神山もそれに続く。
野口も逃げるが、第4コーナーで平原が捲り切る。
最後の直線勝負、神山も外から強襲、さらに大外から志智も飛び込んでくる。
このゴール前、横一線の大混戦を制したのは神山。
2着に単騎の志智、3着は平原となった。
優勝/神山拓弥(S1・栃木91期)
前で頑張ってくれた同期の矢野さん、地元の平原さんのおかげです。
最後にビックリするくらい外で伸びましたね、大宮は相性の良いバンクなんだなって。
平原さんを差し切ったのは大きな自信になるし、自分の練習方法が間違っていなかったと思える。
今日は平原さんが自力でも自分は3番手、矢野さんにもいつもお世話になっているし。
自分は同県だからって、番手を主張できる選手ではまだないです。
自力選手が頑張ろうって、思えるのは後ろの選手として絶対の信頼を勝ち得てからのこと。
今年の目標はG1で活躍すること。
これまでにG1の決勝には2回、乗っているけど……6着と7着でただ走っただけ、悔しい気持ちしかない。
記念競輪の優勝は通過点と言うか、G1優勝に繋げられるものにしたい。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/稲村成浩(S1・群馬69期)
2/津村洸次郎(S2・福岡101期)
3/林巨人(S1・愛知91期)
4/根田空史(S1・千葉94期)
5/窓場千加頼(S2・京都100期)
6/米澤大輔(S2・徳島73期)
7/佐藤愼太郎(S2・福島83期)
東3車前受け、417・26・53の並びでレースは進む。
赤板の第2コーナー過ぎ、窓場がジワジワと上昇。
そして、打鐘と共に根田を抑える。
根田はスンナリ引いて3番手に収まる。
津村が上がって、53・26・417となって残り1周回。
5番手となった根田だが、慌てることなく仕掛ける。
まずは最終BS手前で津村を捉え、そらに豪脚で第2センター過ぎには窓場も捲り切った。
そして、根田がそのまま先頭でゴールラインを駆け抜けて1着に。
2着に根田を追走した稲村、3着は第4コーナーから目標を切り替えた林となった。
1着/根田空史(S1・千葉94期)
レースは終始、落ち着いていた。
打鐘では少し緩めただけで林さんとの車間を空けた、津村君もそこの位置なんだと。
1度は引いた形にはなったけど、津村君より早く仕掛けることもできた。
手首のケガも治って、自分のイメージしているG1で通用する戦い方には近付いてきていると思う。
中団を取れていれば、捲りで届くイメージもある。
番組的に逃げないといけない時も多いけど、その辺の対応も意識して走ることができていますね。
(P-Navi編集部)