2024/12/29(日) 12:30 0 1
静岡競輪「KEIRINグランプリ2024(GP)」シリーズが29日に2日目を開催。「寺内大吉記念杯」の1R一般戦を走った國村洋に話を聞いた。
山本直の積極戦に乗り寸前差しを決めて1着をゲットした。今期初勝利は前回の佐世保記念の2日目で、そのときも山本マークから展開を生かしたものだった。
「もうぜんぶ、山本君のおかげですよ。今年は好不調の波が激しかったし、脚と気持ちが伴わないチグハグな1年でした」と振り返ったが、遅まきながら2場所続けて白星を手にし、ようやくエンジンがかかってきた。
今節は愛弟子の清水裕友と同配分。30日に本番を控える弟子がノビノビと走れるよう、気を払っている。「せっかくならリラックスして走ってほしいし、こっちはもう邪魔をせずに、ね(笑)。グランプリシリーズの同配分は3回目で、6年前に裕友が初めてグランプリに出たときも一緒の配分でした。あのときも単騎で6番車だったし、忘れ物を取りに来たって感じでしょう」
もちろん、清水のアシスト役だけにはとどまらない。國村自身も力を振り絞り今期最終戦に備える。「自分も最後にいいレースをして裕友にバトンを渡せれば。お互いにいい形で締めくくりたいですね」と愛弟子にエールを送った。(netkeirin特派員)