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【松阪競輪G3】芦澤辰弘が差し切りG3初優勝!

2024/11/17(日) 17:55 0 4

2024年11月17日 松阪競輪
第11回施設整備等協賛競輪in松阪
「ザ・レオニズカップ」G3(最終日)


松阪競輪場で14日から開催された「ザ・レオニズカップ」G3は17日、最終日を迎えた。競輪祭直前につき、競輪祭出場選手の参戦はないものの、若手機動型が多く参戦して初日から激戦が展開された。
自力型が火花を散らす一方で、百戦錬磨のベテラン勢も躍動。伏見俊昭海老根恵太のGP覇者、堤洋らが久しぶりのG3決勝進出を果たして存在感を見せつけた。また、期待された地元・三重勢は西村光太が優出。笠松信幸との中部タッグで、地元G3決勝に挑んだ。
長島大介の実質先行1車となり、栃茨と千葉勢の4車連携が注目された決勝は、長島が最終HSで一気にスパートして主導権を握り、ゴール前で番手の芦澤辰弘が差し切り優勝ゴール。見事にG3初優勝を達成した。

※準決勝のレポートはこちら

***************
松阪競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/笠松信幸(S1・愛知84期)
2/塚本大樹(S1・熊本96期)
3/長島大介(S1・栃木96期)
4/芦澤辰弘(S2・茨城95期)
5/伏見俊昭(S1・福島75期)
6/中村浩士(S1・千葉79期)
7/西村光太(S1・三重96期)
8/海老根恵太(S2・千葉86期)
9/堤洋(S1・徳島75期)

【レース展開】

周回中。7西村、1笠松の中部ラインが前受け
赤板。3長島が上昇も、7西村が突っ張る
打鐘後。7西村の後位が混戦となる
最終HS。3長島が仕掛けて、主導権取り
最終2センター。3長島、4芦澤、8海老根の3車が抜け出す
ゴール。4芦澤が差し切り優勝
誘導以下、隊列は7西村-1笠松、2塚本-9堤、3長島-4芦澤-8海老根-6中村、5伏見で最終的に整う。赤板で長島が上昇していくと、西村がこれを突っ張るが、後方の動きを警戒していた番手の笠松との連携が崩れる。塚本が2番手で続き、さらに打鐘で、その内から伏見、外から笠松が追い上げて、西村の番手は混戦になる。隊列が短く名っところを、長島が最終HS前から一気に仕掛けて先頭に躍り出ると、ラインの海老根までが最終BSで出切る。長島、芦澤、海老根の3車が抜け出す態勢となり、ゴール直前で芦澤が逃げる長島を差し切り優勝のゴール。2着に長島で茨栃木のワンツー、3着にはライン3番手の海老根が入線した。

【松阪競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単4-3 890円(2番人気)
3連単4-3-8 1,880円(1番人気)
決まり手:差し-逃げ

優勝/芦澤辰弘(S2・茨城95期)
今回成績/一4・二4・準2・決1
次走出場予定/松戸F1(11月25日〜27日)

今日は集中していました。海老根さん、中村さんも後ろを固めてくれていたし、自分の位置だけは死守しようと。本当に、そこだけでした。
長島もあそこから行かなくても良かったけど、同じ世代で戦ってきて、長い連携実績もあって、お互い信頼しています。それも見込んで、千葉の先輩も固めてくれたんだと思いますし、G3の初優勝が長島の後ろで、嬉しいです。
スタートは取りに行って取れませんでしたが、自分の仕事はしようと思っていました。西村さんも地元で気持ち一本だと思ったし、僕も今年地元を走って、そういう思いがあるのは分かります。作戦ではなく、気持ち。それを上回ることができたのはラインの力です。決勝のメンバーにもリスペクトがありますし、こうして僕が今日は勝たせてもらいましたが、まだまだ戦うこともあるし、ここが終わりではない。嬉しいですけど、そういう思いでいます。
2、3年前までは当たり前のように走っていたG1が、今は遠くに感じていて。画面上で見ていても、凄いレースだなと毎回思っていました。長島もレース後に「来年、G1でお願いします」と言っていたので、1年後ですが、また計画をやり直して、準備をしていきたいと思います。

(P-Navi編集部)
※なお、開催タイトルの「レオニズ」とは、しし座流星群のこと。今夜21時からが極大となるピークとのことで、ミッドナイト競輪の時間帯だが、チャンスがある地域の方は、夜空をチェックしてみてはいかがだろうか。

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