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京王閣競輪G3(準決勝)レポート【決勝進出9選手コメント】

2024/10/28(月) 20:10 0 3


2024年10月28日 京王閣競輪
大阪・関西万博協賛
開設75周年記念「ゴールドカップレース」G3(3日目)


※競輪ルーキーシリーズ2023プラスの前検日レポートはこちら

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【京王閣競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
赤板過ぎに河合佑弥岩本俊介を突っ張ると、藤井侑吾が仕掛けて、打鐘で河合を叩いて先行態勢に入る。河合が3番手に入り、後方で外並走の犬伏湧也が最終HSから捲りを狙う。犬伏と松浦悠士の連携が崩れる中、犬伏は好スピードで最終BS過ぎに逃げる藤井を捕えて先頭奪取。河合マークの小林泰正は最終2コーナー過ぎに犬伏を追い、ゴール前で差し切り1着。2着に犬伏、3着に関東3番手の木暮安由が入線した。

1着/小林泰正(S1・群馬113期)
今回成績:一5・二3・準1
G3優勝:1回(24年6月前橋

(初手は)犬伏(湧也)君が一番強いので、後方に置いてと思っていました。想定通りの並びになったので良かったです。(最終HSは)犬伏君がすかさず来たので、松浦(悠士)さんをけん制しようと思っていたのですが、車間が空いているようだった。(河合)佑弥も脚が一杯そうだったので、切り替えさせてもらいました。(最終)2センターでは捕えられる感じがありました。コンディションは、前橋記念優勝の時よりは落ちた状態ですが、徐々に感じは良くなっているので、自力を出して頑張りたいです。
決勝は、自力。眞杉(匠)君とは別で。木暮(安由)さんと2人です。

2着/犬伏湧也(S1・徳島119期)
今回成績:特7・二1・準2
G3優勝:2回(24年7月小松島

今日は、取れた位置からの組み立てだったので、前々に踏んでいく意識でいたので、(打鐘から並走になったが)あきらめずに踏んで行きました。ゴール前で末が甘かったのですが、2着に残れて良かったです。(状態は)寛仁親王牌の延長で来られているので、悪くないかなと思いますが、松浦(悠士)さんと一緒に決勝に上がりたかったです。中団で並走になったことがもったいなかったと思うので、もう少し上手く走れたら良かったです。(体は)初日に比べると、だんだん良くなってきているので、明日もいいパフォーマンスを出せたらと思います。
決勝は、自力。記念の決勝は小松島以来なので、優勝を目指して頑張りたいです。

3着/木暮安由(S1・群馬92期)
今回成績:一3・二4・準3
G3優勝:3回(13年9月向日町

(3番手を追走していて)昨日キツかったのですが、それより楽だなと思いながら付いていました。昨日は抜かれましたが、今日は3着で良かったです。今は、一戦一戦頑張るだけです。久しぶりに9車立てのレースを走れたので、楽しんで走っています。
決勝は、小林(泰正)君の後ろ。番手。

10Rレース結果

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【京王閣競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
上昇してきた高橋築を赤板過ぎから西田優大が突っ張ると、古性は3番手を奪取。最後方となった新山響平は、打鐘過ぎ2センター付近からスパートして、逃げる西田を最終2コーナーでとらえて先手を奪う。古性も2コーナー付近から前に踏んで新山を追うが、リードを大きく広げた新山が押し切り1着。2着に古性、3着に古性マークの南修二が入線した。

1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特9・二2・準1
G3優勝:4回(20年3月玉野

(最終HS後方で)車間を切っていたのですが、詰まってきたので、残り1周ということもあり、仕掛けても3着に残るかなと思い踏みました。(踏んだ感じは)昨日よりいいのかなと思いました。サドルの高さなどを少し調整しました。体調が良くなってきているので、(疲労が)回復してきているのかなと思います。
決勝は、自力。

2着/古性優作(SS・大阪100期)
今回成績:特1・二1・準2
G3優勝:12回(24年9月富山

関東ラインが先手を取るようだったら、そのラインを追い上げて勝負しようと思ったのですが、そんな感じでもなかったので(前団との車間を)詰めていったのですが、(最終HSは)間合いが取れなくて、その間に新山(響平)君に行かれてしまった。強かったですね。力負けしました。
決勝は、自力自在。疲労は取れないと思いますが、しっかり走ります。

3着/南修二(S1・大阪88期)
今回成績:特2・二1・準3
G3優勝:1回(15年8月富山

しっかり追走することを考えていました。(追走していては)いい感じというわけではないです。体調管理をして、もう少し良くなってくれたらと思います。
決勝は、古性(優作)君の後ろ。番手。

11Rレース結果

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【京王閣競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
伊藤颯馬が上昇すると、赤板で眞杉匠が突っ張る。7番手から小原佑太がスパートし、眞杉を打鐘過ぎに叩いて先行態勢に入る。小原には新田祐大がマーク、3番手は単騎の鈴木竜士が続き、眞杉は4番手。伊藤は捲りを仕掛けるが、不発。最終BS過ぎ4番手から眞杉が捲りを仕掛けると、小原マークの新田も番手から抜け出す。直線で眞杉マークの平原康多が落車するアクシデントがある中、抜け出した新田が1着。東北ラインを追った鈴木が2着。眞杉が3着に入線した。

1着/新田祐大(S1・福島90期)
今回成績:特8・二3・準1
G3優勝:14回(24年8月松山

小原佑太の仕掛けは)しびれましたね。おそらく全開ではないはず。踏み出しはすごかったし、最終1コーナーからもすごく踏み返していった。逃げ残ってしまうくらいのスピードがありました。しっかり彼を援護して、ゴール前で勝負できるような走りが理想的でしたね。2日目だけ自力でしたが、苦しいレースになりました。初日、今日と人の後ろでもこんなに苦しいのかというくらい苦しいレースでした。
決勝は、新山(響平)君の後ろ。2人でしっか頑張りたいです。

2着/鈴木竜士(S1・東京107期)
今回成績:一4・二4・準2
G3優勝:0回
G3決勝:9回目(23年8月京王閣以来)

(初手北日本の3番手から組み立て)自力のつもりで走っていました。特に作戦はなかったです。打鐘4コーナーで、眞杉(匠)君と目が合った感じがして、けん制を受けると思ったのですが、そこが勝負どころだったので、なんとか耐えました。自分のやれることをやった結果なので、(単騎の)選択は良かったと思います。明日もしっかり自分の力を出し切るレースができればと思っています。
決勝は、眞杉(匠)君の後ろ。番手。自分の力を出し切れるように走るだけです。

3着/眞杉匠(SS・栃木113期)
今回成績:特6・二2・準3
G3優勝:4回(24年4月西武園

(打鐘は)もっと踏んで、(北日本ラインの)3番手に入るくらいでないとダメでしたね。メリハリが必要だと思いました。今日は、(雨で)指定練習に乗れていないからなのか、ウォーミングアップの時から体が重い感じがありました。
決勝は、自力です。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝の( )は直近の優出

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京王閣競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/新田祐大(S1・福島90期)
2/眞杉匠(SS・栃木113期)
3/古性優作(SS・大阪100期)
4/小林泰正(S1・群馬113期)
5/犬伏湧也(S1・徳島119期)
6/鈴木竜士(S1・東京107期)
7/南修二(S1・大阪88期)
8/木暮安由(S1・群馬92期)
9/新山響平(SS・青森107期)

注目の並び想定は、
9新山-1新田
2眞杉-6鈴木
3古性-7南
4小林-8木暮
5犬伏(単騎)

レースは、新山響平の番手に新田祐大が付く東北ライン。
眞杉匠の後ろには、準決勝では別線を選択した鈴木竜士が連携する栃木、東京の2車。
古性優作には、初日特選、準決勝同様に南修二がまわる大阪の2人。
眞杉(匠)と別線を選択した小林泰正には、木暮安由が続く群馬の2車。
犬伏湧也は単騎の競走となった。
どんなレースでも自らのスタイルを貫く新山が主導権を握り、レースをけん引しそうだ。そうなると、大会連覇のかかる番手の新田祐大に優位な展開になることも。新山はグランプリ争いでも賞金ランキングで8位につけており、競輪祭に向けて賞金上積みできるかにも注目だ。
しかし、戦略的な仕掛けで好位を狙ってくる眞杉匠や、多彩なレース運びで混戦を抜け出す古性優作も虎視眈々と優勝を目指してくるだろうし、激戦必至の様相だ。
また、同県の木暮安由とタッグを組んだ小林泰正や単騎で一発を狙う犬伏湧也の動向にも要注意だろう。
どのラインにもチャンスがありそうなメンバー構成となった決勝は、16時30分発走予定です。

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(P-Navi編集部)

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