2019/10/22(火) 21:40
京王閣G3(最終日)ゴールドカップレース
【12R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/郡司浩平(S1・神奈川99期)
3/村上博幸(SS・京都86期)
4/根田空史(S1・千葉94期)
5/山崎芳仁(S1・福島88期)
6/川村雅章(S2・東京92期)
7/中村浩士(S1・千葉79期)
8/萩原孝之(S1・静岡80期)
9/和田健太郎(S1・千葉87期)
関東2車の前受け、16・28・5・479・3の細切れ戦。
赤板周回、3番手の郡司がまずは上昇。
平原も3番手の位置をキープ、スローペースで郡司が前を取ったままで打鐘。
しかし、打鐘手前、6番手の位置から根田が踏み込む。
赤板4コーナーで郡司を叩き切り、千葉3車が主導権。
残り1周回、根田がさらにペースを上げての先行。
千葉3車の後ろでは郡司と平原が激しい位置取り。
逃げる根田を中村と和田がシッカリ追走。
最終BSを手前、郡司との位置取りを制した平原が捲りを放ち、千葉3車に迫っていく。
だが、第3コーナーから再三、中村が平原を牽制。
なかなか平原は千葉3車を乗り越えられない。
最後の直線勝負、逃げ続ける根田と厳しい凌ぎ合いを続ける中村と平原。
その間を割って入ったのが千葉3番手を固めた和田であった。
そして、横一線のデッドヒートの中、和田が真っ先にゴールラインを駆け抜けた。
2着は中村で千葉勢のワンツー。
3着は迫力満点の仕掛けであったが、あと一歩、及ばなかった平原。
和田は昨年6月の函館G3以来、2度目の記念制覇。
重たいゴールドカップを力強く掲げた。
(写真は表彰式プレゼンターを務めた女優・釈由美子さん)
優勝/和田健太郎(S1・千葉87期)
昨年の記念初優勝(函館G3)も嬉しかったけど、今日の優勝はもっと嬉しい。
千葉の3人がやることをやって、ラインの中から優勝者を出すことができた。
浩士さんが物凄いブロックで平原を止めてくれたし、何よりも根田が本当にレースを作ってくれた。
ただただラインに感謝の優勝です。
根田のかかりは良かった、自分はついていっただけなので脚はほとんど使っていない。
外も伸びるバンク、最後は1着の確信はなかった。
ビジョンで確認して、1着だということが分かりましたね。
千葉は大変な地域(台風15号被害により)も多いですが、少しでも元気を与えることができれば。
これからも千葉勢は頑張るので、是非、車券を買って下さい。
次の和歌山F1でもシッカリ結果を残したい、それがG3やG1にもつながるはず。
競輪選手ですから、1着を目指している。
でも、それが厳しい時はどうにか3着まで、車券に絡めるようにという気持ちでいつも走っています。
一戦、一戦、期待に応えられるようにこれからも頑張ります。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/蕗澤鴻太郎(S2・群馬111期)
2/池田良(S1・広島91期)
3/永井清史(S1・岐阜88期)
4/庄子信弘(S2・宮城84期)
5/白戸淳太郎(S1・神奈川74期)
6/内山貴裕(S2・京都95期)
7/松岡孝高(S2・熊本98期)
号砲と同時に外枠の内山が飛び出す。
そして、内山は永井を迎え入れ、36・7・145・2の並びが整う。
赤板通過、中団から蕗澤が前へ踏む。
まずは永井ー内山のラインにフタ、単騎の池田も東3車に乗っていく。
そして、東3車に池田が続いたところで打鐘となり、145・2・36・7の並びに。
残り1周回、最後方から単騎の松岡が内へ。
永井も巻き返しを図る。
最終第1センター過ぎ、永井が満を持して捲っていく。
永井が主導権を奪い返したが、蕗澤も必死に内で粘りを見せる。
だが、さすがに蕗澤も目一杯に脚を使った様子。
第2センター手前から蕗澤の番手・庄子が永井ー内山に目標を切り替える。
最終第4コーナー、外から庄子が伸び、ゴール線手前で差し切って1着。
2着は庄子マークの白戸。
3着は最後方に置かれながらも大外から猛追した松岡となった。
1着/庄子信弘(S2・宮城84期)
前で頑張ってくれた蕗沢君、後ろを固めてくれた白戸さんのおかげで勝つことができました。
蕗澤君が先行してくれて、とてもかかっていた。
でも、だいぶ脚も削っていましたからね。
白戸さんもついてきてくれていたので、切り替えさせて貰いました。
ウィナーズカップも視野に入ってきたので、一つ、一つを大事に走っていきたい。
松阪G2共同通信社杯で1着(最終日)を獲れたのも自信になっている。
宮城の選手の調子も良いんで、それも大きな刺激になっています。
(P-Navi編集部)