京王閣G3(最終日)レポート

2018/05/15(火) 21:25

京王閣G3(最終日)レポート

2018年5月15日

京王閣G3(最終日)ゴールドカップレース

【12R=S級決勝】

1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/和田圭(S1・宮城92期)
3/木暮安由(S1・群馬92期)
4/小川勇介(S1・福岡90期)
5/吉澤純平(S1・茨城101期)
6/高橋大作(S1・東京83期)
7/郡司浩平(S1・神奈川99期)
8/伏見俊昭(S1・福島75期)
9/神山拓弥(S1・栃木91期)

号砲から平原が最内枠を活かしての飛び出しでSを取った。
そして、ほぼ1周回半で隊列は整う。
5車の関東ラインが51396の並びで前受け。
単騎の小川がしぶとく関東ラインの後ろを押さえて4・728と続く。

強力な関東の5車ラインに対抗すべく、青板から郡司が動いて前へ。

しかし、吉澤に突っ張られたので1度は引いた形に。

打鐘前に再び郡司が動くが、またもや関東ラインに阻まれた。
残り1周以上を残しながら完全に脚を使い切った郡司はここでレースから脱落。

関東ライン盤石の状態での最終周回。

第2コーナー過ぎから小川が内に入って、関東ラインに必死の抵抗。
(最終第4コーナーまで粘るが、結果として内圏線踏切で失格に)
吉澤に引っ張られた関東ラインは最後の直線勝負で、満を持して平原が差し込んで1着。
2着に平原マークの木暮、3着は関東4番手の神山となった。

4着には地元の高橋が入ったので、関東が上位を独占した。
平原は初日から4日間、オール1着の完全V。
今年1月の立川記念以来、通算18回目の記念競輪優勝を飾った。

優勝/平原康多(SS・埼玉87期)
一番いい位置だったのでプレッシャーはありましたね。
まぁ、最後の純平(吉澤)は仕方ないとして、関東5車で結束できたのが全て。
個の力だけではどうにもならない、ラインの力が自分の優勝という結果に結びついた。
「競輪をやったな」という充実感がある。
京王閣(記念6回出走、全て決勝進出)では優勝なしだった。
ここでは一生、優勝できないんじゃないかと思ってました(苦笑)。

【9R=S級企画レース・ケイリンエボリューション】

1/芦澤辰弘(S1・茨城95期)
2/佐藤朋也(S2・秋田89期)
3/沢田義和(S1・兵庫69期)
4/ウェブスター(S2・短期登録)
5/猪俣康一(S2・愛知99期)
6/大野悟郎(S2・大分83期)
7/山中秀将(S1・千葉95期)

真っ先にウェブスターが飛び出して、位置取りはすぐに決まる。
4・7・1・3・2・5・6で周回を重ねていく。
赤板周回に入り、まずは5番手の佐藤が上昇。
それに乗っかって、6番手の猪俣も良いタイミングで前へ出る。

1度は佐藤から引いたウェブスターであったが、打鐘ですぐに内をすくって再び1番手に。
しかし、すぐに外から猪俣が仕掛ける。

猪俣が主導権を握り、5・4・7・1・3・6・2の一本棒でレースは残り1周。

猪俣は必死に逃げるが、番手絶好でBSからウェブスターが豪快捲り。
第2センターからは後続を引き離して、完全に一人旅状態。

世界レベルのスピードでウェブスターが完勝。
ウェブスターをマークしていた山中は千切れ、4番手から芦澤が差し込んで2着。
3着にはベテランの沢田が届いた。

1着/ウェブスター(S2・短期登録)
アリガトゴザイマス。
風が強かったけど、脚の状態が良かったので問題なかった。
1番(芦澤)と7番(山中)がポイント(競走得点)が高いので注意していた。
調子は良くなってるし、これからもドンドン上がっていく。
応援、アリガトゴザイマス!

(P-Navi編集部)

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