京王閣G3(最終日)レポート

2020/10/27(火) 18:28

京王閣G3(最終日)レポート

2020年10月27日

京王閣G3(最終日)開設71周年記念 ゴールドカップレース

【12R=S級決勝】

1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/村上博幸(SS・京都86期)
3/平原康多(SS・埼玉87期)
4/成田和也(S1・福島88期)
5/松浦悠士(SS・広島98期)
6/東矢昇太(S2・熊本98期)
7/古性優作(S1・大阪100期)
8/池田憲昭(S1・香川90期)
9/山田久徳(S1・京都93期)

内枠を活かし、号砲で佐藤と村上が飛び出す。

村上がSを取り、近畿3車の前受け。
792・314・58・6で周回を重ねていく。

青板BSを過ぎて、7番手から松浦がジワジワ上昇。

赤板突入で松浦が前へ。

しかし、すかさず平原も動き、目まぐるしい展開に。

そして、打鐘で古性が平原を叩いていく。

古性の主導権で最終HSを通過。
東矢の牽制も受け、後方に置かれた松浦も反撃。
平原との激しい中団争い。

松浦は1センターで平原を乗り越えるが、平原は落ち着いて松浦を追走。
最終BSを過ぎ、松浦は風を切っていた古性を捲り切る。
平原、佐藤もそれを猛追。

最終4コーナーから直線、平原が松浦をかわす。
佐藤も平原の後ろから踏み込んでいく。

激しいゴール前勝負となったが、平原が押し切っての1着。
2着に佐藤、3着は松浦となった。
平原は通算24回目、今年は4回目(大宮・松山・弥彦・京王閣)のG3制覇。

優勝/平原康多(SS・埼玉87期)
後ろから攻めると、最終的に後ろになってしまうと思った。
だから最低でも中団は取りたかったですね。
自分でレースを動かして、松浦より早く出たかったんですけど、松浦が早かった。
今開催2日目からセッティングを戻して、自分らしく走れる、自分らしいレースができた。
色々なことを試してから戻すのと、何もしないのは違う。
お客さんにご迷惑を掛けてしまったところはあるが、そういうところでは意味のある3ヶ月だった。
そのように自分では思っています。
やっぱり、今は誰から見ても脇本がダントツ、それに失敗しながらでも近づいていく。
実際にレースをして、見えたり、見えなかったりはありますけど。
賞金とかは本当に気にしていないが、グランプリも現実的に。
そこで優勝できるように頑張っていくだけです。
そして、グランプリ出場を争っている慎太郎さんが今日は自分に任せてくれた。
責任のあるレースで、ワンツーを決められたのが良かったです。

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2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
この時期はグランプリ出場権争いで厳しいよね。
でも、世代交代の波が押し寄せる中、俺みたいなオジサンがその争いに加われる。
これは本当にありがたいこと、幸せなこと、頑張るだけ。
こんなコメントでOKでしょ?(笑)

【6R=企画レース・競輪ルーキーシリーズ2020プラス】京王閣競輪場

1/山口拳矢(S2・岐阜117期)
2/青野将大(A2・神奈川117期)
3/石原颯(A2・香川117期)
4/長田龍拳(A2・静岡117期)
5/土生敦弘(A2・大阪117期)
6/山田雄大(A3・埼玉117期)
7/仁藤秀(A3・静岡117期)

117期・有望新人たちによるレース。
長田ー仁藤の2車ライン以外は単騎。

号砲からスンナリ隊列は整い、5・1・3・2・47・6の並びとなる。

赤板でも大きな動きはなし。
2番手・山口と3番手・石原がやや車間を切った程度。

5番手の長田が打鐘で一気に踏んで、レースは動く。
47・1・6・5・3・2に入れ替わる。

最終HS、長田が先行。
だが、唯一のS級・山口も仕掛けていく。

しかし、長田の番手・仁藤から牽制も貰い、なかなか乗り越えられず。

最終2コーナー、土生を石原が横へ飛ばしたところ、最後方から青野が内へ入っての5番手。
最終BS、依然として前団は長田ー仁藤と山口ももがき合い。

5車による激しいデッドヒートは最後の直線勝負に。
青野と山田が外から伸びたが、大外の青野に軍配が上がっての1着。
2着に山田、3着は山口となった。
人気を集めたS級の山口は確定板には名を連ねたが、3連単は63,580円の高配当に。

1着/青野将大(A2・神奈川117期)
前々から流れを見てとは思っていたんですけど、後ろに追いやられてしまった。
苦しい展開だったので、あんまり覚えてないんですけど(苦笑)。
これはもう縫って、縫っていくしかないなと。
ただ、後ろにいたことで展開は見えていて、龍拳が本当に強かったですね。
最後は脚が残っていたので、いけるとは思っていたが、確信はなかった。
今日のレースに関しては内容と言うよりは着が良かっただけ。
自分の課題はダッシュ力。
早くS級に上がって、活躍できるように頑張ります。

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3着/山口拳矢(S2・岐阜117期)
前々には動けていたんですけど、自分がちょっと中途半端だった。
最後は脚がなかったですね。
これまでのルーキーシリーズとは違ったパターンみ見せたかった。
仁藤君の牽制もジワジワ効いたので、どうにか3着に残れた感じです。
悔しいですけど、ここで勝てなかったから何かある訳じゃない。
今日のレースを反省材料に、まずはF1で優勝できるように。(P-Navi編集部)

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