2024/10/14(月) 16:30 0 0
PIST6ではスピードとパワーを駆使して、相手をねじ伏せる印象が強い中島。千葉では圧倒感ある存在だが、実際の競輪ではやや物足りない成績が続く。
「特にグレードレースは9車ってのが…。走っている車が多くて、ついつい焦ってしまう。脚的には本当の上位陣には敵わないけど、そこそこやれそうな感じにはあるんだけど…」とやや表情を曇らす。
ここから成績を上げるためには様々な課題をクリアしなければならないが、その中でも特に中島が重要視しているのが組み立ての様だ。
「捲りは悪くないんですけど、そればかりでは全く駄目。やっぱり先行で相手から注目されるくらいにならないと。相手に『あいつを逃がしたらキツイから先に動こう』とか思わせるようになるのがいい。そうすれば、捲りが生きることになるので」と話してくれた。
予選は相手も手強くタフなレースとなりそうだが、ここで勝って「きっかけ」を掴めば今シリーズ大暴れもありそうだ。(アオケイ・真島記者)