2021/08/13(金) 00:00 0 10
いわき平競輪場で行われる「オールスター競輪(GI)」3日目が12日ナイターで開催された。3日目のガールズドリームは児玉碧衣が11秒3の超絶捲りで優勝。児玉をはじめ、レースを終えた7人の選手のインタビューを紹介する。(アオケイ・市川記者)
1着児玉碧衣
初手で中団が取れて、このメンバーで1車下げるのは厳しいと思ったから太田さんとの併走も入れるつもりはなかった。スピードが上がって外は飛ぶと思ったし周りは見えていた。後は自分の仕掛けるタイミングだけだと。モニターで後ろに優香さんが入っているのが見えた。サマーナイトの時は妹弟子の尾方真央が後ろに入って緊張、今回は逆の立場で姉弟子の優香さんが後ろだったから胸を借りようと。最後は必死であまり覚えていないが、流れに身を任せて走れた。今までは勝たなきゃの思いで切羽詰まっていた所もあるが、今回からチャレンジャーのつもりで楽しんで走れた。サマーナイトは悔しくてショックだったし、ああいう思いはしたくなかった。ゴールした時はグランプリかと思うくらいうるっときた。オリンピックで世界と戦っている優香さんが格好良かったし、自分も頑張ろうと。ここで勝てたのは自信になる。
2着小林優香
優勝できなかったという課題はあるが、今やれる全力は出せた。ギヤ、セッティングが違う中、軽すぎるギヤでの限界の回転数だった。
3着高木真備
Vを狙うには違ったかもしれないが、今日は全員を突っ張るつもりでいた。いつもなら太田さんに出られて踏み遅れるところを踏み勝てた。もっと練習しないといけないが、気持ちの部分では吹っ切れた感じがあるし収穫はあった。
4着太田りゆ
(児玉さんが)引いてくれると思ったけど引かなかったですね。でも併走では脚を使わなかった。出切ったと思ったが出切れなかったし、上がり11秒3は速かったな〜。ただ、今までは何をしていたんだろうとなっていたところを、攻めるレースができたし気持ちの強さは成長したと思う。
5着荒川ひかり
中団にいる予定だったが、後ろになってしまったし、そこは悔しかったですね。投票で選んでもらわないと走れないところで走れた事に感謝したい。調子が落ちている中でのレースになってしまったが、その中ではよくやれた。
6着石井寛子
色々と勉強になった。もう一つここを練習すればいいとか、弱いところが見つかった。先行力を磨けたらとも思う。2角までモガキ合ってたし、自分には距離が長かった。今後は突っ張っていく先行もありでいきたい。
7着石井貴子
発走するので一杯一杯。どこかで前に出ようと思ったが、併されて後退してしまった。今の力では精一杯ですね。時間がかかりそうです。