netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは！ ミープロの斉藤雅子です。

　今回、予想を担当するのは伊東温泉競輪場で開催中の『花と海といで湯賞万博協賛』です。

　来週、開催のGIIウィナーズカップの裏開催にあたるため、ウィナーズを走るSS選手や強豪選手が不在になり、ガールズも開催しているため、勝ち上がりも一次予選が5着までと6着が5名、二次予選が4着までと5着が3名となり、普段の記念より緩やかな勝ち上がりになっています。
　記念の優勝経験のない選手も多く、強敵不在の、このチャンスを掴むニューヒーローが生まれるかも!? です。

　CS放送では静岡支部の125期と126期のルーキー選手のお披露目インタビューもあり、フレッシュ感が画面越しにもすごく伝わって、目をキラキラさせながら話をしているルーキー選手の今後の活躍が本当に楽しみになりました。

　ルーキーといえば、
　先月、沖縄キャンプ(野球)の観戦でドラフトルーキー達を生で応援してきました。
　レギュラーシーズンが始まってしまうと、東京ドームでは中々見ることのできない若手選手の応援がたくさんできて大満足でした。今回のサムネイルの写真も沖縄で撮ってきた写真です。

　話を伊東温泉競輪場に戻します。

　伊東温泉競輪場は333メートルのサンサンバンクです。見なし直線は46.6メートル。

　33バンクでは直線がもっとも長いため、ゴール線前が伸びやすく、捲りや追い込み選手にもチャンスがあります。他の33バンクと比較すると、戦法の有利不利は少ないです。

　地元、静岡の選手は4名が準決勝に勝ち上がりました。この中の何名が決勝に進むのか!?
　さっそく準決勝の展望に入ります。

■花と海といで湯賞万博協賛 準決勝・展望

【10R 19:22発走】

　コマ切れ戦となった10R。
　ここまでラインの先頭を走ってきた根田空史選手、準決勝では新村穣選手を目標に決勝進出を狙います。横のイメージはあまりない根田選手ですが、新村選手をどこまで援護できるのか!?

　酒井雄多選手はピンピンで勝ち上がっていて、好調がうかがえます。番手につくのは二次予選に引き続き、佐藤友和選手です。

　先行する新村選手をとらえることが出来れば佐藤選手とのゴール前争いになりそうです。酒井選手の勝利者インタビューでの謙虚な雰囲気は好感度抜群です。盛り盛りの胸筋にも注目です！

　単騎の雨谷一樹選手は前々に仕掛けていきそうな南関ライン、東北ライン、このどちらかの後ろにつくのでは？

　前がもつれれば、初連係の川口聖二選手と井上昌己選手のラインや徳島ラインの捲りのチャンスです。
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【11R 19:53発走】

　11Rは3分戦です。
　吉田拓矢選手率いる北関東ラインと、地元静岡の2人と岡山の田中勇二選手の混成ライン、広島の池田良選手と中村昌弘選手に前を任された三重の谷口遼平選手の混成ラインの3つにわかれます。

　ラインの先頭、自力選手の中で頭ひとつ抜けているのは吉田選手。
　鈴木陸来選手の先行を先捲りで制したら、さらに捲ってくる谷口選手を神山拓弥選手がブロック、そのまま押し切って吉田選手の1着？

　同期同県の鈴木選手が道場晃規選手のために走るとなれば、展開も変わってきそうです。
　二次予選で見せた池田選手の縦脚にも警戒です。
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【12R 20:25発走】

　本線は南関ラインです。ここまで、番手戦で2日連続1着を取ってきた岩本俊介選手が地元の岡村潤選手と萩原孝之選手の前で自力戦です。

　そこに挑むのは、初日は赤板先行の押しきり1着、2日目も鐘先行からの僅差で2着とかなり評価の高い走りをしている谷和也選手。昨年末は脳の病気で1か月半の欠場があったようには見えない勢いのある走りです。先輩達の援護と共に決勝進出に期待です。
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