11月19日、大垣競輪場で行われた施設整備等協賛競輪in大垣(GIII・最終日)の決勝は、捲りを差した山賀雅仁(41歳・千葉=87期)が1着、番手から捲った青野将大(29歳・神奈川=117期)が2着、追い込んだ成松春樹(37歳・佐賀=93期)が3着に入った。3連単は②-⑨-⑧で13,400円という配当だった。

　レースは斬って斬ってで順番が来た志田龍星(26歳・岐阜=119期)が打鐘でかますが、先に先頭に立っていた青野が抵抗。最終ホームでようやく志田は先頭に立つが、マークの番手の松村友和(43歳・大阪=88期)が離れたことで裸逃げとなり、青野が番手にはまって最終周回に入る。バックまで来ると4番手以下が離れ、2・3番手を追走していた青野と山賀にとっては絶好の展開。3角で青野が捲りを決め、最後は山賀が抜け出して南関ラインのワンツーを決めた。

　山賀は2018年の青森以来5年ぶり、通算4度目のGIII優勝。