2023/11/16(木) 19:15 0 6
大垣競輪「施設整備等協賛競輪in大垣(GIII)」は17日、2日目を迎える。8RのS級二次予選に出走する松岡辰泰に話を聞いた。
初日特選は超が付くほどの細切れ戦。混戦を制したのは熊本勢だった。先行番手の松村友和が捲って来た坂本貴史を好ブロック。松岡辰泰が空いた内に進路を取るもまたしても松村が阻む。しかし乗り越えて中村圭志とのワンツーが決まった。
レース後には「松村さんが坂本さんの事をイエローライン近くまで持って行っていたから普段はビビっていけない内に行った。待って、待っての仕掛けだったので伸び自体はあまりよくなかったですね」と言うが持ち味のクレバーな走りで幸先のいいスタートを切った。
そして二次予選の番組がでると松岡は阿部将大の番手を回れる番組となり思わず笑みがこぼれる。
2人の連係は何度かあり近々だと今年の寛仁親王牌最終日。その時は松岡ー阿部の並びだったが今回は逆並びとなり「阿部君の方が長い距離を踏めるので。ただ来月は別府記念がある。阿部君の地元だし、もし一緒になったらその時はいつもお世話になっている分を返すつもりです」と経緯を説明してくれた。
この2人は同期同級生だが、共通点は更にあり「阿部君は今月に双子が産まれて自分は先月に初めて子供が産まれたんです。直前は腰痛で欠場したんですけど、子供を抱っこしすぎたら更に悪化(笑)。パパラインで頑張りますよ」と好連係を誓う。
先日は阿部の記事を書いたが、やはり子供が産まれるとより一層気合が入ると言う。一家を支える大黒柱たちの奮起の走りに期待が高まる。(アオケイ・松野記者)