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【奈良競輪】約1年ぶりの1着に安どの板羽俊一

2021/05/29(土) 13:00 0 0

奈良競輪場のミッドナイトシリーズ「DMM競輪カップ」は29日が最終日。準決3Rを制しチャレンジ決勝8Rに進んだ板羽俊一に話を聞いた。

「30年やっているけど、競輪は難しい」としみじみ語ってくれた板羽俊一

 準決3Rは前を任せた清水健次が後ろから絶妙なペースで風を切った。追走した板場はドキドキだった。「復帰してから5場所、1着もないし決勝にも乗っていなかったからね。それに初日も踏み出しで口が空いた。怖かったですよ」と昨年5月の宇都宮(モーニング7・とちぎテレビ杯)最終日以来、約1年ぶりの1着に安どした。

 今年、正月の京王閣(日刊スポーツ杯)で落車をしてろっ骨を骨折。そこから復帰をするも足踏み状態が続いた。「肋骨を4本やってしまいました。30年、選手をやっていて骨折は初めて。骨太だったんだろうね。これで調子に乗って次の日になるとダメってことは当たり前。この年齢になると起きてみないとわからない。30年やっているけど、競輪は難しい」と、しみじみ語った。決勝は再び、清水健次に任せる。(netkeirin特派員)

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