ここ最近ずっと“ラインの結束力”が勝敗を分けている

　新春から行われた記念戦線は番狂わせもなく、ほぼ実力通り順当な結果になっている。「図抜けた脚力で勝った」というレースより「ラインの結束力」で勝敗を分けることが多かったように思うが…！ 全日本選抜の優勝を左右する鍵もラインの結束力になるか!? それでも「一匹狼」の単騎戦も捨てがたいし、ニューヒーローの誕生にも期待しちまう。

　しかし、落車が多い…(~_~;)！ 初っ端のGIでハッスルする気持ちはわかるが、ラフプレイが落車に繋がり、失格で高配当だよ。妄想も落車までは想定外の事なんだよね。頼むから9人でゴール争いをお願いします!!!!

準決勝、古性の反応がいい

　二次予選でSS班ヨシタク、守澤太志、清水裕友が脱落。準決勝は113期の嘉永泰斗、松井宏佑が台風の目になるか？ とも思ったが。10Rは自力型が揃い、展開は目まぐるしく動いたが、深谷知広がジャンから仕掛け主導権を奪う。これに俊敏に古性優作が切り替えた。さりげなく見えるが、反応の良さはデキの良さに繋がるぞ！ ゴール前まで粘った深谷も上々の仕上がりを見せていたが…！

　11Rは太田竜馬が金星！ 郡司浩平が前受けから。野原雅也が切り、小松崎大地が切る。再度野原が切ったところを郡司が叩いて逃げる。太田は前の様子をうかがい最後方に構え、満を持して2角まくりで快勝。マークの松浦悠士を振り切るとはタマゲタΣ(゜Д゜)！ 松浦も勝負どころであのポジションに置かれ、さぞや肝を冷やしたに違いない！ 12Ｒは先行意欲満々の眞杉匠が松井宏佑を出させず主導権を握る。新田祐大が関東勢を追いまくって完勝。平原康多が切り替え流れ込んだ。

妄想先取りレース実況！ ケイリンから競輪に脱皮した新田祐大がキーマン

　SS班4人が決勝戦へ乗り、レースは締まる。まずは初手の並びから検討することにしよう！ スタートは⑤新田祐大-②佐藤慎太郎-⑧成田和也の福島トリオになるぞ。①古性優作-⑦浅井康太の中近コンビが前中団へ。この後ろに単騎の③平原康多、単騎の④深谷知広。後方に⑥太田竜馬-⑨松浦悠士の瀬戸内コンビ(⇐⑤②⑧・①⑦・③・④・⑥⑨)。この並びだろう。

　勝負どころで太田-松浦で押さえ、平原はこの後に。古性も平原を追う展開だ。松浦が新田にあわせてまくれば、デキの良い平原が追い込む。平原が先まくりで古性との直線勝負に持っていけよう！ これまでがオーソドックスな展開だ。

　さて妄想は!? 東京オリンピック後、新田は“ケイリン”から“競輪”へ脱皮し、ラインの重さを大事にする走りをするようになった。

　太田は連日まくりで味をしめて、優勝の二文字が頭をチラついているだろう！ ということはだよ!? 逃げ態勢をとったとしてもブンがけはしねーだろ！ 太田が流しているところをダッシュにモノを言わせ新田が叩きに行ったら…!? いつものフレーズ『競輪は番手だ』で、慎太郎さんだよ。もちろん新田との直線勝負になるが、“成田さん”もあるぞ。(取手から成田山新勝寺までは近いし！…関係ねーか！)

ってことで、⑤②⑧の福島ボックス大アリ！ これが妄想先取りの結論だす。

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