2021/12/26 (日) 18:00 19
ガールズケイリンの女王・児玉碧衣選手のコラム。連勝記録をのばし続け、絶好調の児玉選手。KEIRINグランプリの共同会見で、大舞台前の心境を伺いました!
ーー通算400勝突破に、34連勝…ちょっと意味が分からないぐらい記録を伸ばし続けています(笑)。どうしてそんなに強いんでしょう?
やっぱり一番大きいのは今年のサマーナイトです。
これまでどこに目標を置いたらいいかわからなかったり、優勝しても当たり前かのように、あまり褒められることがなくなったり、2着を獲ったらすごく叩かれてしまったり。周りの人は確定板に乗っただけで「やった方じゃん!」と言われているのに…
そういうことに違和感を持ちだして、それなら自分も普通の選手になって、勝ったときは褒められたい。それでいいや! と思っていたんですけど。サマーナイトを終えてから、自分はトップで走りたいとすごく思ったし、負けて得たものがあったので、なんかそこから一皮むけた感じです。
サマーナイトのとき車券を買ってくれたお客さんには本当に申し訳ないと思っているんですけど、今後の競輪人生を歩んでいくにあたって、経験しなきゃならなかったものなのかなと思います。これがあったから今の自分があると思うし、連勝記録にも繋がっていると思います。
ーーズバリ、児玉碧衣が怖いのは!? 小林優香or尾方真生!
怖いというか、負けたくないと強く思うのはやっぱり、妹弟子の真生ですかね。
姉弟子の優香さんと走るときは妹弟子として、チャレンジャーとして走れるんですけど、真生と走るときは受けて立つ側として走るので。日頃から真生にアドバイスしている身としてはなおさら負けられない。
姉弟子には逆に、負けて当たり前というか。チャレンジャーとして戦うから負けて当たり前って思うんですけど。だからこそ妹弟子には勝って当たり前っていう感覚になっちゃいますね。
ーー最後に、ファンの方へメッセージをお願いします!
いつもたくさんの応援ありがとうございます! 今年のグランプリは4連覇かかってるんで、しっかり4連覇して、わたしを応援してくれるみなさんと一緒に喜びたいなと思います。
そして来年は5連覇に挑戦できるように精いっぱい頑張ります! ぜひ名前を呼んで応援してください!
児玉碧衣
福岡県大野城市出身、108期生のガールズ選手。2015年に松戸競輪場でレースデビュー、初勝利。2018年8月にはガールズケイリンコレクションいわき平ステージ・ガールズドリームレースでビッグレースの初優勝を経験し、同年11月のガールズグランプリトライアルレースの優勝してグランプリの出場権を得た。初出場でガールズケイリングランプリ2018のタイトルを獲得すると、2019年、2020年も優勝し、グランプリ史上初の3連覇を達成。3年連続で賞金女王となった。好きなアーティストは倖田來未。