2021/12/16 (木) 19:00 6
netkeirinをご覧の皆さんこんにちは。金子貴志です。今回は11月に参戦してきた富山競輪のことについて書いていきます。
風光明媚(ふうこうめいび)な富山ですが、最近は特にインスタ映えするようなノスタルジックな古い街並みである岩瀬エリアが人気になっています。江戸時代から明治時代に建てられた家などが数多く残っていて、歩くだけで楽しくなってきます。
競輪場の宿舎からはマリーナがすぐ見え、その奥には雄大な立山連峰がそびえ立っています。今の時期の立山連峰は、雪が積もっていてとても綺麗です。
マリーナを見ると出航の準備に追われている人達がいます。私も一級船舶の免許を持っていて、釣りも大好きなんです。だからマリーナから出ていく船を見ると胸が高鳴ります。自分の好きな時に海に出られるライフスタイルには憧れますね。
他にも環水公園内には「世界一美しいスタバ」と言われるスターバックスの店舗もあります。また富山競輪場の選手食堂では、名物のブラックラーメンを食べることができるんです。くせになる味で私は大好きです。開催が終わった後も食べてから帰ります。
その他にも選手食堂では地のものを食べることができます。ホタルイカの天ぷらも絶品で、朝食で食べられます。本当は好きなだけ食べたいのですが、レース前は油分をできるだけ摂らないようにしているため、泣く泣く我慢しています。どうしても我慢できず、少しは食べてしまうんですが(笑)。
富山には本当に美味しいものが揃っています。選手食堂売店では地酒の満寿泉、立山、ベニズワイガニに鱒寿司。ベニズワイガニは味付けが抜群で、届いたらそのまま食べられるところも良いところです。鱒寿司やホタルイカの沖漬けも毎回、必ず買って帰ります。競輪場の中とは思えないほど地元の名産品が充実しています。
競輪場自体は33バンクで高配当が多く、2003年には当時の3連単最高配当の449万5120円が出ています。この記録は現在も全国で3番目。直線が短く、人気の選手が後方に置かれて負けるパターンもあるため、高配当に繋がっているんだと思います。
レース展開は早くなるし、後方に置かれてしまうと苦しくなります。残り2周半くらいからスピードが上がるので、レースの組み立ては難しいですね。お客さんから見ればレースはスピーディーで面白いかもしれませんが、走っている選手は展開を読む力が必要とされるバンクです。次回はその富山競輪が終わった後に行ったキャンプのことについて書きますのでお楽しみに!
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金子貴志
Kaneko Takashi
愛知県豊橋市出身。日本競輪学校75期卒。2013年には寛仁親王牌と競輪祭を制し、同年のKEIRINグランプリでも頂点に。通算勝利数は500を超え、さらには自転車競技スプリント種目でも国内外で輝かしい成績を収めている。またYoutubeをはじめSNSでの発信を精力的に行い、キッチンカーと選手でコラボするなどホームバンクの盛り上げにも貢献。ファンを楽しませることを念頭に置き、レース外でも活発に動く中部地区の兄貴的存在。