閉じる
毒熱!闘う競輪記者マッチーが行く!

KEIRINグランプリ2020を終えて

2020/12/31 (木) 15:00 5

平塚グランプリが終わり、少し喪失感に包まれている。優勝はワッキーでもなく、平原でもなく、新田でもなく、松浦でもなかった。まさか、まさかの和田健太郎だし、それは20万円の高配当でも納得する。

車券をやられても気持ち良かった

 悪いが、新田以外は、みんな自分のレースをやっていた。ワッキーは平原が付く意味を感じていたし、平原も強烈ブロックで清水を止めに行った。ここが漢字の競輪だし、関係者はブレてはいけないところだ。

 個人的にケイリンと競輪は異質なもので、サッカーと野球ぐらいの違いがあると思っている。郡司も仕掛けていたから、和田の優勝に繋がった。脇本、平原絡みの車券や、清水の頭も買っていたが、車券をやられても逆に気持ち良かった。

1番車郡司も仕掛けていたから、4番車和田の優勝に繋がったのだ

競輪記者としての葛藤

 もちろん日々、選手、レース、競輪の魅力を伝える立場だが、車券で金にしなくてはいけない自分がいて、葛藤の連続。今年も死ぬほどやられて、バンクレコードでなく、パンクレコードを更新した。記者として活動しているが、ある意味、ただ働きになっている。

 いや、ただ働きでなく、借金も増えているから何の為に働いているのか分からない。先祖代々の土地も、切り売りしてなくなり、10年前に比べると、恥ずかしいけど固定資産税も、だいぶ安くなっている。それでも車券中毒だし、競輪の面白さを広めようと、発信し続けている。ギャンブルの死神に愛されているが、こちらも競輪を愛し、相思相愛。

2021年はさらに面白いことをnetkeirinで

 やはりnetkeirinは、netkeibaの姉妹サイトらしく、ギャンブルが分かっているスタッフが多く、ギャンブルの根幹を理解している。今はイー新聞、アオケイが主戦場になっているが、2021年は、このサイトで面白い事をやっていきたい。

 若いグラビアタレント、パチスロライター、麻雀の雀士が競輪伝道師となっているが、ギャンブルの本質はそんな甘いものではない。生きるか死ぬかだし、命の次に大切なお金が掛かっている。そこを、選手も我々関係者も忘れてはいけない。

2021年はさらに面白いことを


Twitterでも競輪のこぼれ話をツイート中
▼町田洋一記者のTwitterはこちら

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

バックナンバーを見る

質問募集

このコラムでは、ユーザーからの質問を募集しております。
あなたからコラムニストへの「ぜひ聞きたい!」という質問をお待ちしております。

毒熱!闘う競輪記者マッチーが行く!

町田洋一

Machida Yoichi

基本は闘うフリーの記者。イー新聞総合プロデューサー、アオケイ・企画開発パブリストの肩書きも持つ。自称グルメでお酒をこよなく愛す。毒のある呟きをモットーにして、深夜の戯言も好評を得ている。50代独身で80代の母親と二人暮らし。実態はギャンブルにやられ、心がすさみ、やさぐれている哀しき中年男である。

閉じる

町田洋一コラム一覧

新着コラム

ニュース&コラムを探す

検索する
投票