2021/09/24 (金) 18:00 5
netkeirinをご覧の皆さん、こんにちは。金子貴志です。今回は国内最高峰の自動車レース『スーパーGT』について書きます。
先日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた『スーパーGT』を観戦しました。カラフルスタイルとコラボしているキッチンカーの『輪蛸(わだこ)』さんが、車用品店のオートバックスさんで出店する縁もあり、オートバックスさんのチーム『ARTA(エーアールティーエー)』の応援へ行ってきました。
元々、車好きの私は、サーキットで走行したこともありますが、レースを観るのは初めて。鈴鹿サーキットに行く前から興奮していました。会場に着くとコロナ対策もしっかりしていて、入場制限なども行われていました。スタンドを見渡せば小さな子どもから大人まで世代を問わずに楽しんでいました。
実は鈴鹿サーキットには中学生の時、自転車のロードレース大会で走ったことがあります。実際に走るとテレビでは分かりにくい、相当なアップダウンがあり、直線は下りになっていて、物凄いスピードが出た記憶があります。そんなことを思い出しながら観戦しました。
『ARTA』の総監督は元F1ドライバーの鈴木亜久里さんです。鈴木亜久里さんと言えばF1が日本でも大人気の時、私もテレビで観ていました。レースでは総監督だけでなく、レーシングドライバー、エンジニアなどスタッフ全員が戦闘モードで勝負に挑んでおり、その姿はとても感動的でした。
レーシングドライバーの研ぎ澄まされた集中力、並外れたテクニック、そして爆音を響かせファンを魅了する走りは圧巻です。そのスピードはまさに異次元。レースでは、抜いたり抜かれたりの駆け引き、一瞬の判断力が勝負を左右します。これは競輪にも通じるところがあります。例えば競輪では先行する駆け引きとスピード、まくりのタイミング、追い込み選手の追走技術が勝負の上で最も重要になります。スーパーGTのレースを観戦し、感動したと共に、同じ勝負の世界で生きる私は、凄く勉強にもなりました。
観戦を終えて帰宅し、ドライバーやチームのことを調べ、ますますスーパーGTに興味が湧きました。競輪もギャンブルの側面だけではなく、選手一人ひとりの個性も人間性も様々なので、ファンの方にはエンターテインメントとしても楽しんでもらいたいです。そして競輪場も鈴鹿サーキットのように、家族で楽しめる場所であって欲しいと思いました。
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金子貴志
Kaneko Takashi
愛知県豊橋市出身。日本競輪学校75期卒。2013年には寛仁親王牌と競輪祭を制し、同年のKEIRINグランプリでも頂点に。通算勝利数は500を超え、さらには自転車競技スプリント種目でも国内外で輝かしい成績を収めている。またYoutubeをはじめSNSでの発信を精力的に行い、キッチンカーと選手でコラボするなどホームバンクの盛り上げにも貢献。ファンを楽しませることを念頭に置き、レース外でも活発に動く中部地区の兄貴的存在。