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名古屋競輪　GI　11R　S級　決勝　発走16：30

並びについて

まずこのレースの並びの紹介から。
②新山響平-⑧菅田壱道-⑥阿部力也
①古性優作
③眞杉匠-⑨吉田拓矢
⑦松井宏佑-⑤岩本俊介
④浅井康太

展開予想

3対2対1対1の細切れ戦です。暴れん坊の①古性、④浅井はそれぞれ単騎を選択。②新山の先行でしょうし、この4番手を誰が取るかがカギとなりそうです。

初周想定

②⑧⑥　①　④　③⑨　⑦⑤

初手は②新山が前を取りにいくと予想します。「突っ張り先行」を武器にここまで強くなった②新山。決勝だからと言ってスタイルを曲げることはないでしょう。①古性も取る気があれば前を取ることは可能ですが、ここで前受けは得策ではありません。②新山ラインに前を取らせて4番手から進めたいと思っているはず。④浅井が流れで①古性の後ろ。中団に③眞杉が入り⑦松井は後方からと予想します。

赤板想定(残り2周)

←⑦⑤　③⑨
②⑧⑥①④

後ろから斬りに来る⑦松井を②新山が突っ張ります。結局は、初手の予想と同じ形で打鐘を聞くことになりそうです。

最終ホーム(残り1周)

　　　←⑦⑤
　←③⑨
②⑧⑥①④

ここが最大のポイントです。後方から再び巻き返しを狙う⑦松井。しかし、②新山もペースを上げます。中団から③眞杉も仕掛けてくるので必然的に②新山は踏まされる形となるでしょう。

最終バック

　　　⑦⑤
←③⑨
←①④
　②⑧⑥　　

最終バックを目安に①古性が③眞杉に併せて捲りを打ちます。元々①古性は捲り差しの自在。確実に勝てる距離を見計らってショート捲りを放つでしょう。この動きに⑧菅田も反応します。しかし、ハンドル捌きには大きな差があります。仮に振られても押し返して①古性が乗り越えるでしょう。

本線の狙い

1-34689-34689

②新山の4番手を楽々確保できる①古性から。今までのレースで積み重ねてきたヨコの厳しさで誰も併走はしたくないでしょう。最高の位置を確保して捲り差しで突き抜けます。問題は相手。枠が厳しい南関勢を切って、関東の二人。そこに先行ラインの番手⑧菅田と3番手の⑥阿部を加えます。

穴の予想

8-16-1369

今年の⑧菅田は覚悟が違います。番手捲りという勇気ある行動をとれるのであれば①古性が来る前にタテに踏んで悲願のタイトル獲得といくでしょう。

名古屋競輪場バンク情報

軽くて、クセもないスピードバンク

・戦法的な有利不利は特にない。
・競りはアウトよりインの方が有利。

見なし直線距離 58.8m
センター部路面傾斜 34°1′47″
直線部路面傾斜 2°51′45″
ホーム幅員 10.3m
バック幅員 9.3m
センター幅員 7.3m
最高上がりタイム 10.4秒 パーキンス(2013/09/08)

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