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すっぴんガールズに恋しました!

ガールズ頂上決戦!ガールズグランプリ2020の出場選手を紹介【石井寛子編】

アプリ限定 2020/12/15 (火) 13:53 8

日々熱い戦いを繰り広げているガールズケイリンの選手たち。
競輪記者歴12年の松本直(まつもとすぐる)記者がガールズ選手の魅力をたっぷりお届けするコラムがスタート!取材中に見た意外な一面や、選手としてのひたむきな姿勢などなど。ガールズ選手の素顔に迫り、その人物像を紹介していきます。読者のみなさん”すっぴんガールズ”にときめきながら、ぜひガールズケイリンの華麗なレースを楽しんでください。

初回となる今日からは、土日を除いて毎日更新! 年末の大一番、ガールズグランプリ2020の出場選手を1日1人ずつ紹介していきます。まず最初に紹介するのは「石井寛子選手」です!


石井寛子(東京・104期生)

ガールズケイリン1番の頭脳派

 石井寛子(東京・104期)は勝負勘が良く、頭が切れる選手。ガールズきっての頭脳派だ。2013年5月に京王閣競輪場でデビューしてからトントン拍子で白星を積み重ね、2017年平塚で開催されたガールズグランプリで初優勝。2019年8月にはガールズケイリン選手初の通算獲得賞金1億円を突破し、その強さ、実績は数字としても表れている。

石井寛子の魅力『ストイックな人間性』

 石井寛子はとにかく勝利に貪欲だ。練習、体のケア、日常時間のほとんどをガールズケイリンで勝つことに費やしている。食事に関してはオンオフをきっちり区別。オフのときはジャンクフードを楽しむ一面もあるが、勝負モードに入ると徹底的に体を絞り、ベストな体調に追い込む。

 すべてはレースで1着を取るためにある、というストイックな性格は、選手としてだけではなく、人間としても魅力的だ。

 そのほか、石井寛子は2017年8月のガールズケイリンコレクション・アルテミス賞を優勝したときから、優勝賞金の一部を自然災害があった被災地への寄付に充てている。プロスポーツ選手としてできることを考え、行動に移したと語っていた。実際、彼女は津波で伯母をなくしたこともあり、テレビで伝えられる自然災害には心を痛めている。

 また、今年世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。競輪の開催でもたくさんの病院、医療従事者に助けられており、グランプリでいい結果を出し、支援することも考えているそうだ。

『優勝したときに寄付』石井本人が決めているルールは、今後も彼女の選手としてのモチベーションにも繋がっていくことだろう。

得意戦法と平塚での戦歴 

 素早いスタートが武器で、枠順関係なく好位確保が可能。勝ちパターンは自力で動く選手の後ろに入り、脚をためて差し脚勝負。駆け引きがうまく、さまざまな展開に対応できるので、年末の大一番では、どの選手を目標にするのかに注目したい。

 平塚での成績は2016年1月から2020年12月まで7走して1着6回(着外1回)。数字を紐解くと、苦手意識は持っていないだろう。しかも2017年は同会場でグランプリを制しているため、空気に飲まれるということも考えられない。

 また、石井寛子と言えば、デビューした2013年から途切れることなく8年連続出場中のまさにグランプリ常連のレジェンド。大一番ではその経験を生かして優勝争いに打って出るだろう。

※次回も引き続き、ガールズグランプリ2020の出場選手を紹介していきます。明日18時には今夏のドリームレースを制した【石井貴子編】を公開! こちらもお見逃しなく!

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松本直

千葉県出身。2008年日刊プロスポーツ新聞社に入社。競輪専門紙「赤競」の記者となり、主に京王閣開催を担当。2014年からデイリースポーツへ。現在は関東、南関東を主戦場に現場を徹底取材し、選手の魅力とともに競輪の面白さを発信し続けている。

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