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トップトレーナーの”競輪愛”予想

【全日本選抜競輪予想】“風を切る覚悟”がある男がいる以上、断然優位は揺るがない

アプリ限定 2024/02/11 (日) 22:20 57

競輪歴40年、競輪を愛してやまない矢作芳人調教師が、2024年最初のGI戦「全日本選抜競輪」決勝を大予想! 栄冠を勝ち取り、グランプリ出場“一番乗り”を決めるのは果たして! レース発走は2月12日(月)16時30分です。

準決勝、好調な選手が勝ち上がりを決める

 エキサイトするハイレベルレースが多かった今開催、まずは準決勝を振り返って行こう。10R、ワッキー(脇本)と真っ向勝負した北井の超抜ぶりが目立った、本当に彼の競走は清々しい。後ろを回った松谷のアシストもお見事。山田英も鋭い伸びで、彼の復活は個人的にとても嬉しい。眞杉と山口は次開催以降に期待だ。

 11R、今年に入って2回も落車していた浅井の動きには驚いた。中部の若手に見習って欲しいところ。清水は上手く新山の番手にはまったが、それも自分で動いたからこそ。やはり冬場の清水は買いである。

浅井康太の見事な中割強襲!直線鋭く伸びて1着(写真提供:チャリ・ロト)

 12R、古性はさすがの捌きだったが、バックでも動けなかったように絶好調とは言えないか。南は常に堅実、マーク屋の鏡。郡司は勝負所で不覚を取ったもののその後はしっかりリカバリー、出来は決して悪くないと見る。それに対して犬伏は何がしたかったのか? ちょっと考え過ぎのように思える。将来の競輪界を背負って立つ器、猛省を促したい。

古性や清水の分断策も可能性薄、南関ラインが断然優位に

 さて決勝戦、予想通り浅井が新山に、山田英が清水に付いて4分戦となった。自然と長い3車ラインは絶好調北井を先頭とする南関ラインだけ、このラインを優位と考える。

 本命は番手を回る郡司だ、準決勝の轍は踏まない。当たり前の予想になるが、誰が相手でも風を切る覚悟がある北井がいる以上、展開は郡司に向いてくる。3番手の松谷もしっかりと仕事をしてくれる選手である。あとは古性や清水の飛び付きが脅威となってくるが、新山ラインも含めた細切れ戦で南関分断は可能性が低い。

徹底先行型の北井の番手・郡司浩平を本命に推す(撮影:北山宏一)

 印は◎郡司○北井×清水△古性△山田と打った。車券は郡司の頭で⑨→⑥→②④⑤⑦⑧と⑨→②③④⑦⑧→⑤⑥を勝負する。ただ自分の心情的にはいつも頑張っている元Jリーガー北井の初タイトルを望んでいるので、展開上古性か清水が番手に飛び付く⑥→②③→②③④⑦⑧を個人的に買おうと思う。

 SS班6人が準決勝までに脱落したサバイバルレース、本当に好調選手が揃った。いつもながら熱く、激しく、且つクリーンな闘いを楽しみにしている。

最終の買い目(3連単)

勝負 ⑨→⑥→②④⑤⑦⑧、⑨→②③④⑦⑧→⑤⑥
押さえ ⑥→②③→②③④⑦⑧

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矢作芳人

Yahagi Yoshito

東京都出身。栗東で開業するJRA調教師。父は大井競馬の矢作和人元調教師。東大合格者数日本一の開成中学・高校に入学するも、大学には進学せず競馬界を志す。オーストラリアでの修業の後、JRA競馬学校厩務員課程に入学。厩務員、調教助手を経て、2004年に超難関の調教師試験に合格。翌年厩舎開業。これまで日本ダービー2勝(ディープブリランテ、コントレイル)、米ブリーダーズカップ2勝(ラヴズオンリーユー、マルシュロレーヌ)、優勝賞金13億6000万円のサウジカップ(パンサラッサ)など国内外のGlを多数勝利。2022年は59勝で通算5度目のリーディングトレーナーに輝いた。日本・世界を代表するトップトレーナーにして、年間365日のうち360日は車券を買うという、底知れぬ競輪愛の持ち主。

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