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【未来の競輪スター候補】オールドルーキーは中西大の弟「いつか兄とレースに出られるレベルに」中西勇候補生

2023/06/11 (日) 18:00 25

5月26日に日本競輪選手養成所の入所式が行われた。今年入所した125期・126期生の中から、中西勇 (なかにし・ゆう)候補生を紹介する(取材構成・netkeirin編集部)。

3回目の技能試験で養成所に合格した中西勇候補生(photo by Kenji Onose)

 今年で31歳になるオールドルーキーの中西勇候補生は、中西大選手(107期・和歌山)の弟だ。初めは兄のいる和歌山支部で練習をしていたという。2年ほど経ってある程度自転車に乗れるようになったことから、実家のある福岡に移動し小川賢人選手(103期・福岡)に師事。その後1年の練習を経て養成所に合格した。

「和歌山の頃は兄が師匠だったのですが、福岡に移動することになり、兄が親しく、僕も小さい頃に縁があった小川選手に師匠になっていただきました」

 選手を目指す前は、仕事をしながら沖縄県のハンドボールチームに所属していた。

「スポーツが好きで、スポーツで食べていきたいと思ったときに、兄の生活を見て、長く続けられる競輪選手を目指してみようと」

 そんな中西候補生の競輪選手になってからの夢や目標は。

「S級に上がって師匠の小川選手と連係すること。いつか兄と一緒にレースに出られるようなレベルになりたいと思っています」

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