2023/01/29 (日) 12:00 17
豊橋競輪場で開催されている「ちぎり賞争奪戦(GIII)」の決勝レース展望をお届け! 決勝は16時30分発走予定。
10年に1度ぐらいの最強寒波が日本列島に襲来!Σ(-□-;)。例外なく我が家にもこの余波が…(゜Д゜;)。昭和時代の遺物は冷蔵庫の中か?って思うほど、とんでもなく寒い! 寝床の旧型エアコンはスイッチを入れてもなかなか暖まらず厳しい状況だよトホホ…。寒風の中、今も朝練をやってる選手っているのだろうか? もしいたら苦行か荒行さながらだろう。今の選手たちはギョっとし、引くに違いない!
さて、今回もまたまたビッグモンスター脇本雄太のワンマンショーが開幕! 断トツの強さで連勝が止まらない。いや、誰も止めることができない。いつかは止まるだろうが、今回ではないだろう!
準決勝を振り返る。
準決勝一番の激戦10Rは細切れ戦。菅田壱道がスタートを決め様子を見る。勝負どころで松浦悠士が逃げ展開は岩津裕介に。志田龍星のまくりに乗り山口が大外強襲とスピードが光った一戦だったね! ここでSS班守澤太志、松浦悠士が敗退。
11Rは野口裕史が前受けから突っ張り先行に出た。古性優作は中団を取りまくるが、スピードの乗りが悪い! だが、すかさず内へ切り込み抜け出すあたりは流石の動きだったね(^^)v
12Rはビッグモンスター脇本雄太のひとり舞台なんも言う事なし! 脇本に付け入る隙が見当たらず、妄想先取りは早々に店仕舞いって事に!
いつも通り並びの整理からするべ。
①脇本雄太-⑨古性優作の近畿ゴールデンコンビ、中四国で④片岡迪之-⑦岩津裕介-②池田憲昭、関東は⑤坂井洋-⑧久木原洋、中部は③山口拳矢-⑥小堺浩二と細切れ戦になる(⇐①⑨・④⑦②・⑤⑧・③⑥)。
展開を紐解いてみると…? 逃げるのは片岡になり、山口と坂井は中団を取りまくる作戦だろう。だがね! その上を行ってしまうのが“ビッグモンスター脇本”ってわけだ。もちろん古性の流れ込み以外ねーのでは? 3着は岩津が大本線。ここに坂井、山口を付け加えてお終い(^^;)。だが、脇本の初日勝利者インタビューで「GP後は室内練習で脚が落ちてる」と。ここに微かな妄想先取りがあるのでは? ムダかもとは思うが、これを頼りに捻ってみっか!
脇本封じがあるとすれば…。展開は先ほど述べた通りなのだが、片岡の押さえに行くタイミングと坂井、山口の動きにかかってくる! 脇本は赤板前に誘導員と車間を空け、片岡は慌てず赤板ホームで押さえペースを落とす。リスクはあるが、脇本を内に詰める作戦しかねーのでは? もちろん坂井、山口もこの流れに乗る一手。脇本の引くタイミングが遅れ、最終ホームぐらいから片岡が全開で逃げれば掛かるはず。坂井、山口は慌てず車間を空けたら、いかな脇本でも仕掛けが遅くなる。って事は届かないかも? 妄想は岩津のVって事になるが…。う〜ん、厳しい!(^^;)
吉井秀仁
Yoshii Hidehito
千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。