2024/08/19(月) 00:08
大阪・関西万博協賛
第67回オールスター競輪G1(最終日)
ナイター開催
【ここまでの開催レポート】
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8月13日より開幕した「第67回オールスター競輪」は、五輪出場の太田海也をはじめとするナショナルチーム組が加わり、レースはより高速化して激しさを増した。激化したレースで抜群の仕上がりを見せたのが、S級S班の新山響平や松井宏佑、窓場千加頼だ。新山は、ドリームレースこそ北井佑季とのモガキあいに破れはしたものの、その後は力強い先行で2勝。松井宏佑も、早い巻き返しからの先行や捲りで絶好調の仕上がりで、準決勝では脇本雄太の先行を豪快に捲り、地元ファンの歓声の中を駆け抜けた。窓場はカマシ、捲りに加え、強力な武器となる先行を身につけ躍進を印象付けた。また、S班の佐藤慎太郎や古性優作も強襲力ある追い込みや自在性で存在感を示し、郡司浩平は自力に番手戦と力を発揮し、神奈川勢のけん引役の1人として地元オールスターの決勝に駒を進めた。
好調の自力型が激突した決勝は、先行する北日本ラインを捲りにいった窓場の番手から、古性が直線鋭く伸びて優勝のゴール。2023年10月の寛仁親王牌以来、通算7回目のG1制覇を達成。オールスター競輪は2021年8月のいわき平以来、2回目の優勝を手にした。なおファン投票1位選手のオールスター優勝は1999年(甲子園)の神山雄一郎以来で6回目。
【最終日・11R=オールスター競輪G1決勝】
1/郡司浩平(S1・神奈川99期)
2/古性優作(SS・大阪100期)
3/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
4/守澤太志(S1・秋田96期)
5/眞杉匠(SS・栃木113期)
6/渡部幸訓(S1・福島89期)
7/窓場千加頼(S1・京都100期)
8/松井宏佑(S1・神奈川113期)
9/新山響平(SS・青森107期)
【レース展開】
誘導以下、7窓場-2古性、8松井-1郡司、9新山-3佐藤-4守澤-6渡部、5眞杉で周回。赤板前から新山が上昇していき、赤板過ぎに窓場をおさえて先頭に立つ。窓場は引いて5番手に入り、7番手に松井、眞杉は最後方で最終HSを通過。新山が主導権を握っていく中、最終2コーナーから窓場が捲りを仕掛けていく。迫る窓場を最終3コーナーで新山マークの佐藤がけん制。外から松井も捲りで逆転を狙ってくるが、窓場はけん制を凌いで直線に向く。窓場マークの古性が直線鋭い差し脚で外伸びて優勝ゴール。2着に捲り切った窓場が入り、近畿ライン同期のワンツー決着。3着には逃げた新山が入線した。
【オールスター競輪G1=決勝結果】
2車単2-7 2,340円(9番人気)
3連単2-7-9 27,770円(112番人気)
決まり手:差し-捲り
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