オールスター競輪G1(準決勝)レポート【決勝9選手コメント】

2024/08/18(日) 00:16

オールスター競輪G1(準決勝)レポート【決勝9選手コメント】

2024年8月17日 平塚競輪

大阪・関西万博協賛
第67回オールスター競輪G1(5日目)
ナイター開催

【ここまでの開催レポート】
前検日 初日 2日目 3日目 4日目

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【オールスター競輪(5日目)9R=S級準決勝】
1/深谷知広(SS・静岡96期)
2/浅井康太(S1・三重90期)
3/新山響平(SS・青森107期)
4/松本貴治(S1・愛媛111期)
5/和田真久留(S1・神奈川99期)
6/笠松信幸(S1・愛知84期)
7/犬伏湧也(S1・徳島119期)
8/渡部幸訓(S1・福島89期)
9/佐藤慎太郎(SS・福島78期)

平塚競輪第67回オールスター競輪G1、9RS級準決勝
誘導以下、7犬伏-4松本、1深谷-5和田、2浅井-6笠松、3新山-9佐藤-8渡部で周回。まず新山が上昇して、赤板過ぎに7犬伏を抑えてると、そのまま東北ラインが先手を握っていく。浅井が追い上げて、打鐘で4番手に上がる。新山はペースを上げて一本棒の展開になり、後続の仕掛けは不発。新山の番手から佐藤も差し迫るが、新山が振り切って1着。2着に佐藤。浅井も外伸びるが、3着も北日本3番手の渡部が入り、東北ラインの上位独占が決まった。

新山響平
1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:ド8・一1・シ5・準1
G1優勝:1回(22年11月競輪祭)
オールスター決勝:2年ぶり2回目

松本(貴治)がスタート早いので取られなくなかったですけど、滑ってしまって取りにいけなかったです。浅井さんが追い上げてきたので、自分に展開が向きましたね。距離も長くはなかったので、最後まで踏み切れました。毎日、先行しに行っているので、気持ちは強く臨めています。(決勝に向けて)セッティングは考え中です。

決勝は、自力。北日本の先頭。

佐藤慎太郎
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:ド7・一2・二1・準2
G1優勝:1回(03年11月全日本選抜)
オールスター決勝:3年ぶり8回目

普段の(新山)響平の走りが生きてきたのではないかと思います。踏み直しもしっかりして、全力で差しにいったけどかわせなかったです。悔しい気持ちはありますが、ワンツースリーは素晴らしいと思います。周りが力をつけてきている感じがするので、もう少し強くなりたいですね。

決勝は、新山(響平)後ろ。番手。

渡部幸訓
3着/渡部幸訓(S1・福島89期)
今回成績:一4・一2・二3・準3
G1優勝:0回
G1決勝:2回目(23年10月寛仁親王牌以来)

(新山)響平にしっかり追走できるように集中していました。バンクコンディションも昨日と違い良かったので、仕掛けてくれればラインで決まるかなと。(最後は)外にかぶりそうだったので、悔いのないように踏ませてもらいました。新山がただただ強くて、恵まれました。絶好調ではないですが、何とかやれている感触です。

決勝は、悔いのないように走りたいです。北日本の4番手。

9Rレース結果

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【オールスター競輪(5日目)10R=S級準決勝】
1/守澤太志(S1・秋田96期)
2/南修二(S1・大阪88期)
3/眞杉匠(SS・栃木113期)
4/松井宏佑(S1・神奈川113期)
5/太田海也(S1・岡山121期)
6/竹内智彦(S1・宮城84期)
7/脇本雄太(SS・福井94期)
8/岩津裕介(S1・岡山87期)
9/平原康多(S1・埼玉87期)

平塚競輪第67回オールスター競輪G1、10RS級準決勝
誘導以下、3眞杉-9平原、4松井-1守澤-6竹内、7脇本-2南、5太田-8岩津で周回。まず太田が上昇し、赤板過ぎに眞杉をかわす。脇本がスパートすると打鐘過ぎに太田は引いて3番手に。眞杉が追い上げて、3番手で内の太田と外並走になる。脇本が先行して3番手の並走が続く中、最終2コーナー前から松井が捲りを打つと、逃げる脇本を最終4コーナーでとらえる。抜け出した松井が1着、マークの守澤が2着。並走から外伸びた眞杉が逃げ粘る脇本をかわして3着に入線した。

松井宏佑
1着/松井宏佑(S1・神奈川113期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一1・一1・二2・準1
G1優勝:0回
G1決勝:4回目(23年11月競輪祭以来)
オールスター決勝:初

前中団、予定通りでした。太田(海也)君が眞杉(匠)君ともがき合っていた。そこを思い切りよくいけば、いい勝負ができるかなと思いました。踏み出した瞬間は、自信がありました。スピードある選手が揃っていたので、苦しい戦いになると思っていたのですが、地元の応援というか、皆さんの応援のおかげで取れた1着だと思います。気を引き締めて頑張りたいです。

決勝は、自力。力を出し切るだけです。

守澤太志
2着/守澤太志(S1・秋田96期)
今回成績:オ2・一3・シ9・準2
G1優勝:0回
G1決勝:12回目(23年2月全日本選抜以来)
オールスター決勝:(2年ぶり4回目)

最終2コーナーの(松井宏佑の)初速がとんでもなかったですね。気合いで乗り切りました。なんとか(松井に)追いつけましたし、南(修二)さんのけん制を警戒しながら2着までいけて良かったです。踏んでいる感じは初日から悪くない、2走目、3走目が情けない走りだったので、その分も頑張ろうと思いました。

決勝は、北日本の3番手。北日本の皆で力を合わせて頑張りたいと思います。

眞杉匠
3着/眞杉匠(SS・栃木113期)
今回成績:ド6・一2・シ2・準3
G1優勝:2回(23年11月競輪祭)
オールスター優勝:23年8月西武園

自分よりトップスピードのある人たちばかりで、総力戦でいこうと思っていました。詰まったところで行こうと思ったのですが。ずっとキツかったです。自分だけのレースになってしまってダメですね。4走の中では、今日が一番(自転車の)セッティングが良かったのですが、最終2コーナーで、松井(宏佑)さんが行く前に仕掛けなければ、平原(康多)さんが付いているのにダメですね。

決勝は、単騎。しっかり優勝を狙っていきたいと思います。

10Rレース結果

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【オールスター競輪(5日目)11R=S級準決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/郡司浩平(S1・神奈川99期)
3/古性優作(SS・大阪100期)
4/内藤秀久(S1・神奈川89期)
5/窓場千加頼(S1・京都100期)
6/柏野智典(S1・岡山88期)
7/荒井崇博(S1・長崎82期)
8/桑原大志(S1・山口80期)
9/北井佑季(S1・神奈川119期)

平塚競輪第67回オールスター競輪G1、11RS級準決勝
誘導以下、9北井-2郡司-4内藤、5窓場-3古性-7荒井、1松浦-8桑原-6柏野で周回。赤板過ぎに松浦が北井をかわして先頭に立つと、窓場が動いて、打鐘で松浦をおさえていく。松浦は内から荒井を捌いて3番手を奪取する。窓場はそのまま先行態勢に入り、最終HS過ぎに7番手から北井が仕掛けていく。窓場の後位で古性が後続をけん制。外から北井、さらに北井マークの郡司も迫るが、窓場が逃げ切りで1着。2着に古性で近畿同期ワンツー。3着に郡司が入線した。

窓場千加頼
1着/窓場千加頼(S1・京都100期)
今回成績:オ8・一1・二1・準1
G1優勝:0回
G1決勝:初
※オールスター初出場

今日のレースは、今まで課題にしてきたことがクリアでき、一番落ち着いた先行だと思いました。普段通りの先行をできたと思うし、落ち着いたレースができたのも、同期の古性(優作)さんが後ろに付いていることも大きかったです。そして、信頼関係ができてきたと感じたし、これ以上に築いていきたいと思いました。身体は疲れていますが、集中力を切らさずに来られていると思います。

決勝は、自力。集中力を高めていきたいです。

古性優作
2着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:ド3・一1・シ4・準2
G1優勝:6回(23年10月寛仁親王牌)
オールスター優勝:21年8月いわき平

(窓場千加頼が)まったく隙がなかったですね。松浦(悠士)が内に入ってきてくれてラッキーでした。想定通り、すべて進んだ感じです。最後に抜けたら一番良かったです。状態は、日に日に良くなってきているので、しっかり頑張りたいと思います。

決勝は、窓場(千加頼)の番手。連日ラインの仲間に支えられて決勝に上がれているので、千加頼と頑張ります。

郡司浩平
3着/郡司浩平(S1・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:オ1・一1・シ3・準3
G1優勝:3回(24年2月全日本選抜)
オールスター決勝:5年ぶり2回目

(最終BSは北井佑季を)信じて付いていきましたが、並び的に古性(優作)も松浦(悠士)もすぐ前にいたので、乗り越えるのは厳しいかなと。昨日より余裕があり、内のコースや前の動きも見えていました。

決勝は、松井(宏佑)の後ろ。番手。2人で力を合わせて頑張ります。

11Rレース結果

※G1優勝の( )は前回のG1優勝開催
※ド=ドリームレース、オ=オリオン賞、シ=シャイニングスター賞を示す

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【オールスター競輪(最終日)11R=S級決勝】
1/郡司浩平(S1・神奈川99期)
2/古性優作(SS・大阪100期)
3/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
4/守澤太志(S1・秋田96期)
5/眞杉匠(SS・栃木113期)
6/渡部幸訓(S1・福島89期)
7/窓場千加頼(S1・京都100期)
8/松井宏佑(S1・神奈川113期)
9/新山響平(SS・青森107期)

注目の並び想定は
8松井-1郡司
7窓場-2古性
9新山-3佐藤-4守澤-6渡部
5眞杉(単騎)

決勝は、松井宏佑の番手に郡司浩平が付く地元の2車ライン。
窓場千加頼の後ろには、準決勝と同じく古性優作が続く近畿同期の2人。
新山響平には、こちらも準決勝同様に佐藤慎太郎が番手、その後ろに守澤太志、渡部幸訓が続く北日本の4車ライン。
眞杉匠は単騎の競走となった。

ここは、連日の戦いぶりから新山がライン4車の長さを生かし主導権を握ってくると、準決勝同様に、北日本勢が優位になるか。
しかし、戦法に幅を持たせ快進撃の窓場や、仕上がり上々の松井が仕掛けのタイミングを図って応戦すれば、窓場マークの古性や、松井マークの郡司にも出番がありそう。単騎の眞杉も、大会連覇に向けて自在性を生かした一発逆転を狙ってくるに違いない。
各々が力を尽くす一戦にご注目ください。

◆決勝進出のチャリレンジャーコメントはこちらをご覧ください。

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【過去のオールスター競輪・決勝プレイバック】
2023年8月西武園
優勝:眞杉匠
2022月8月西武園
優勝:脇本雄太
2021年8月いわき平
優勝:古性優作
2020年8月名古屋
優勝:松浦悠士

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【今年のG1レース決勝・レポート】
2024年6月高松宮記念杯(岸和田)
優勝:北井佑季
2024年5月日本選手権(いわき平)
優勝:平原康多
2024年2月全日本選抜(岐阜)
優勝:郡司浩平

\オールスター競輪(5日目)注目選手・ピックアップ/
【5日目3R=S級選抜二】
谷口遼平
「駆けて1着、頑張ります」
1着/谷口遼平(S1・三重103期)

突っ張るつもりでした。打鐘、ペースに入れて、踏み上げるイメージ。(根田空史が)来るかなと思ったところを合わせて踏んだら、ちょうどタイミングが合った感じです。合わせ切れて良かったです。(山口)富生さん、稲垣(裕之)さんとワンツースリーが良かったのですが。駆けて1着が取れたので、めげずに頑張ります。

【5日目4R=S級選抜二】
園田匠
「明日も1着を狙います」
1着/園田匠(S1・福岡87期)

競輪祭の点数がかかっているので、少しでも点数が欲しいので、僕は1着を狙うしかない。(井上)昌己さんとは何度も連携があるし、どこからでも仕掛けてくれると思っていたので、安心して任せていました。明日もしっかり1着を目指して頑張ります。

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オールスター競輪G1の特設サイトにて、加藤慎平さん、林雄一さんらによる注目選手や開催データを掲載!

こちらよりご覧ください。

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【女子オールスター競輪のレポート】
前検日 初日 2日目 最終日(P-Navi編集部)

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