ここ最近、日程が詰まっており練習不足で不安だったという。だが8月名古屋を走ると久しぶりにまとまった時間が取れ、やりたい練習ができた。そこでは姉の美穂もおり2人で入念に乗り込んだ。

「姉となかなか時間が合わなくて。2人でやったのは久しぶりでした。刺激も受けたしいい練習ができた。ある時の朝練習で姉のワガママのせいで猛げんかして。絶対に負けられない！ ってバチバチな状態になったんです(笑)」。

　緊張関係が練習に与えた影響は思いのほか大きかったそうで、「あっちのまくりをこっちが差す、次はその逆みたくなって。いい練習？ 今思えばそうですね。まあ、練習を終えれば移動もご飯もずっと一緒なんですけど(笑)」と笑顔で振り返った。

　小倉は2回目の参戦となる。

「1回目は初日、2日目と微妙な感じだったけど最終日にはバンクの感じとかが掴めました。前回よりはいい感じでは走れると思います」と決意を明かした。(netkeirin特派員)