ダッシュマンの真船圭一郎が、強地脚の小林泰正に先行争いを挑んだが、消耗戦ではやはり部が悪かった。一度は出切ったもののすかさず叩き返され、番手にはまったが2着をキープするのが精いっぱい(松坂英司と2着同)。

　レース後ヘロヘロになって倒れこむ真船に対して、小林は息も切らさずインタビューに答えていた。それを見た真船は「何、この違いは…。完全なオヤジ狩りじゃん。いや、オヤジ狩りじゃなくて“角ガリ”か」と、自身のニューヘアスタイルにかけて自虐的に笑った。

　レース中は小林に声援を送る地元のファンが視界に入ったようで
「うちわを持って(小林を)応援してましたよ。ジャニーズかよ、って(笑)。そりゃジャニーズには敵わない。俺なんて“吉本”だから。そりゃ、こうなっちゃうよね」と最後まで自虐が止まらなかった。(netkeirin特派員)