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【高松競輪・モーニング】本デビュー初日で悔し涙の藤原春陽を父・義浩が鼓舞

2022/07/11(月) 14:00 0 12

高松競輪場でモーニング競輪「モーニング7・ヤクルト杯(FII)」が11日から開催中。初日の1Rを走った藤原義浩と、ガールズ6Rを走った藤原春陽に話を聞いた。
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悔し涙を浮かべる藤原春陽(左)と藤原義浩

ーー昨日は寝られましたか?

義浩:アカンね。9時には布団に入ったのに(笑)。こっちの方が緊張しとる。何も考えんようにしとるつもりでも、頭のどっかにあるんやろうね。
 (レースに向かう春陽を後ろから見つめ)ちょっと緊張しとるなぁ。

愛娘・春陽(5番車)を見守る義浩

 愛娘・春陽のレースは前受けからの組み立て。矢野光世にカマされて、中団に閉じ込められたが、比嘉真梨代-渡口まりあに続く形で3着に流れ込んだ。

春陽:抜けんかった…。

義浩:前の二人も強いけん。あ〜なったら抜けんわ。まず、スピードを落としすぎとるけん、立ち上げに時間がかかる。組み立てやな。これは経験して身に付くもん。一回走ったくらいで泣いとったらアカン。もう流れは掴めたやろ。

春陽:(うなずく)

親子2人でレースを振り返る藤原春陽(左)と藤原義浩

 その後も検車場の中でローラーに乗りながら、自転車の整備しながら師弟・親子で話し合っていた。本デビューは3着スタートで悔し涙を流したが、初日は脚負けではなく組み立てミス。相手の戦法や踏んでくるポイントを覚えれば、互角の戦いを演じることが出来るだろう。

 悔しいと思える気持ちがあれば、もっと強くなれる。レースを走るごとに経験値が上がり、組み立ても巧くなる。日々、成長する藤原春陽に注目だ。(アオケイ・梅田記者)

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