2022/07/02(土) 15:00 0 4
初日は同県の河崎正晴の突っ張り先行に乗って余裕差し、そして2日目の準決は地元の一丸尚伍を終始マークして2着をキープした。
「一丸は分かってますよ。俺たちにペースを合わせてくれていた。行こうと思えばもっと早く出切れたけどこっちをいたわる余裕があった。特に登りで行かないのも良かったね」と地元の大型ルーキーを手放しで褒め讃えた。
今期は初のチャレンジ戦とあって不安を抱えながら、初戦を迎えていたという。それが1、2着と並べて決勝ならば気分もいい。
「期の一発目からこれならできすぎですよ。前場所でちぎれにちぎれた俺が抜きにいくぐらいの勝負ができるとは…。よく5日で仕上げてきたよ(笑)」。
熊本が生んだ偉大なる超絶スプリンターは今年54歳となるが、まだまだ衰え知らず。今では嘉永泰斗の師匠として知られるが、弟子たちをビシビシ指導し、自らも油断することなく鍛え上げている。(netkeirin特派員)