2022/06/06(月) 09:00 0 1
今期は前半こそ苦戦していた磯川だが、4月の川崎から軌道修正に成功。現在18連続で確定板に載り続けるという驚異的な数字を残している。
絶大な安定感を誇る磯川だが、最近は悩みがあるという。
「とにかく警戒されますね。対自分の組み立てになっていて後方に置かれるのがいつものパターン。今日も6番手に置かれて焦って仕掛けたけど、思っていたより出なくてヤバかった。本当はジャンで叩いて踏み合ってでも逃げ切るのが理想だし、かっこいい。でもそれをやる度胸がない」と振り返る。
更に「周りの選手からは“踏み合いになっても逃げ切れる”と言ってもらえるけど、僕心配性なんですよね。それがレースに出てしまって…」と気持ちの面が噛み合っていない様子。
しかし、磯川は来期からS級に復帰。弱音ばかり吐いている場合ではない。
「S級一発目の斡旋は小松島記念でした。そこでしっかり勝負したいし、残りのA級戦も頑張りたい。決勝ですか? 日頃からお世話になっている優斗さんと二人なので内容にも拘って走ります」。(アオケイ・石濱記者)