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【立川競輪・ガールズ】BMX出身の森内愛香「父が競輪選手を目指していた」

2022/06/04(土) 19:45 1 8

立川競輪場のモーニング競輪「サンケイスポーツ・夕刊フジ杯(FII)」は5日に最終日を迎える。ガールズ1Rに出走予定の森内愛香に話を聞いた。
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「辛抱強く練習を頑張ります!」と話す森内愛香

「なかなか上手くいかないですね。なんとか現状を打破したい。毎レース、毎レースそういう気持ちで臨んではいるんですけど…」と、パッとしない様子で話すのは森内愛香

 森内は小学校6年生から高校3年生までBMXに打ち込み、全国大会でも活躍した実績を誇る。

「元々、兄がやっていたのがキッカケ。岸和田競輪場にBMXの施設が隣接していて、そこでは公式レースや練習が行われている。競輪場にも小さいときから父に連れて行かれたので、競輪は身近な存在でしたね。実は、父が競輪選手を目指していた。だから、兄の名前は『稔真』です(笑)」。

「卒業後の進路を考えたときに、父からガールズケイリンを勧められた。好きな自転車を仕事にできるのはいいな、と思いましたね。ただ、同じ自転車とはいっても全くの別物。BMXは基本、座って走らずに立ちこぎだし、ジャンプや技術の高さを競う競技。ハンドル幅も違うし、全く別の乗り物なんですよ。競輪は脚力が必要だということを痛感しています、ほんまに」とBMXと競輪の違いを語った。

 BMXの経験が活かせている部分を尋ねると「うーん。『危険察知力』ですかね。コースの選択や動くタイミングで、転びそう、接触しそうとか、ある程度の判断はできる」。

「同じBMX出身でも、同期の永禮美瑠選手は危なかっしい競走をしていますけど(笑)。彼女とは10年の付き合いになります。ガールズ選手を目指すってなったとき『また一緒かいなっ!』って。同期になれて嬉しいし、感慨深いです」と笑顔を見せる。

 今後の目標については「同じBMX出身の古性優作さんは毎日、バンクで練習している。強い人には理由がありますね。自分は上位の選手と比べて、力不足。とにかく底上げを目指して、辛抱強く練習を頑張ります!」。(アオケイ・八角記者)

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